授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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教員の社会的役割と自己啓発 Theory and Practice of Social Role and Self-development of Teachers | 必修 | 2 | 1 | 大島崇、有定裕雅 内線: e-mail: | ||
【授業のねらい】 ・教員の社会的役割や自己啓発に関する理解を深め、課題を発見し、具体的な対応を立案・検討する力を養う。 | ||||||
【具体的な到達目標】 ・現代社会における学校教育の役割と現代的課題の解決策に関する実践的知識について深い理解を有し、学校現場の事例を題材として現状の課題を発見し、具体的な対応策を立案・検討することができる。 ・教員の社会的・職業的倫理に関する実践的知識について深い理解を有し、学校現場の事例を題材として現状の課題を発見し、具体的な対応策を立案・検討することができる。 ・教職生活を通した学びとメンタルヘルスの維持に関する実践的知識について深い理解を有し、学校現場の事例を題材として現状の課題を発見し、具体的な対応策を立案・検討することができる。 ・教員に求められるコミュニケーション技法に関する実践的知識について深い理解を有し、学校現場の事例を題材として現状の課題を発見し、具体的な対応策を立案・検討することができる。 | ||||||
【授業の内容】 本授業科目では、現代社会における学校教育の役割や教員の社会的・職業的倫理を多角的に理解するための原理を学ぶとともに、学校現場の事例を題材とした演習に取り組むことで、現状の課題を発見し、具体的な対応策を立案・検討する能力を養う。 また、教職生活を通した学びとメンタルヘルスの維持、教員に求められるコミュニケーション技法についての最新の理論を習得し、演習を通した双方向的な学習によって実践的な力量を構築する。 第1回:授業テーマに関する学校の具体的課題の理解 第2回:学校教育および教育職員の役割に関する講義 第3回:教員の社会的職業的倫理の基本事項に関する講義 第4回:教員としての自己成長と研修機会の活用に関する講義 第5回:教員の社会的・職業的役割・倫理に関する研修事例の分析 第6回:教員の自己啓発・自己成長を促す研修プログラムの立案 第7回:教員の自己啓発・自己成長を促す研修の模擬体験と討議 第8回:教員の人生設計とメンタルヘルスに関する講義 第9回:教員のメンタルヘルスに関する問題事例の分析-教員個人への対応事例 第10回:教員のメンタルヘルスに関する問題事例の分析-同僚性を活用した対応事例 第11回:メンタルヘルスの向上・維持に関わる研修事例の分析 第12回:メンタルヘルスの向上・維持に関わる研修プログラムの立案 第13回:メンタルヘルスの向上・維持に関わる研修の模擬体験と討議 第14回:教員相互の啓発とサポートに関する討議 第15回:学習成果の発表と総括 | ||||||
【時間外学習】 ・演習において討議したことを整理し、個人の視点を明確にするとともに、まとめた事柄について、自己の視点と対照して、到達点を整理しておくこと。 ・その他、教員の指示に従い、授業の準備と復習を行うこと。 | ||||||
【教科書】 特になし。授業中に指示する。 | ||||||
【参考書】 特になし。授業中に指示する。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 ・複数教員による多面的・総合的評価(受講態度、課題に取り組む姿勢、討論への参加など)(70%) ・最終レポート(本授業において学んだ事や今後解決すべき課題など)(30%) | ||||||
【注意事項】 ・本授業においては教員集団のメンバーとしての自覚を持ち、メンタリングの観点から、経験の豊富な者は経験の少ない者の成長をサポートするよう努力すること。また、経験の少ない者は経験の豊富な者に積極的に教えを請うこと。 | ||||||
【備 考】 現職院生・学部卒院生の混合のグループにおいて,設定したメンタルヘルスの問題事例に即してロールプレイングを行うなど,アクティブラーニングの手法を取り入れ,現職院生・学部卒院生両者の学びあい・相互評価を基本とし,実務家教員・研究者教員も参画したチームによる学習に取り組む。 |