授 業 科 目必修・
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授業での学習支援と指導法に関する事例分析
Case analysis on Educational Methods and Support in Class
必修2  森才三、渡邊早苗、市原靖士
内線:森6133、渡邊6139,市原7587
e-mail:mori-saizou@oita-u.ac.jp watanabe-sanae@oita-u.ac.jp ichihara-yasushi@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
・本授業においては、授業での学習支援と指導法に関する理解を深め、課題を発見し、具体的な対応を立案・検討する力を養う。
【具体的な到達目標】
・確かな学力の形成を促すための指導法について深い理解を有し、授業実践例を題材として現状の課題を発見し、具体的な対応策を立案・検討することができる。
・確かな学力の形成を促す学習集団の構成に関する実践的知識について深い理解を有し、学校現場の事例を題材として現状の課題を発見し、具体的な対応策を立案・検討することができる。
・各教科等の評価の基準を策定し、学力を適切に評価するための原理について深い理解を有し、学校現場の事例を題材として現状の課題を発見し、具体的な対応策を立案・検討することができる。
・ICTを活用した指導法について深い理解を有し、学校現場の事例を題材として現状の課題を発見し、具体的な対応策を立案・検討することができる。
【授業の内容】
本授業科目では、確かな学力の形成を促す指導法や学習集団の構成の原理を理論的に学ぶとともに、具体的な授業実践例を題材とした演習に取り組むことで、現状の課題を発見し、具体的な対応策を立案・検討する能力を養う。
 また、各教科等の評価の基準策定と学力評価法、ICTを活用した指導法の理論を習得し、演習を通した双方向的な学習によって実践的な力量を構築する。
第1回:授業テーマに関する学校の具体的課題の理解(担当:森 才三、市原靖士、渡邊早苗)
第2回:確かな学力の形成を促す指導法と授業実践例による分析研究-全体指導を中心に(担当:森 才三、渡邊早苗)
第3回:確かな学力の形成を促す指導法と授業実践例による分析研究-グループ別指導を中心に(担当:森 才三、渡邊早苗)
第4回:確かな学力の形成を促す指導法と授業実践例による分析研究-個別指導を中心に(担当:森 才三、渡邊早苗)
第5回:フィールドワーク(担当:森 才三、市原靖士)
第6回:確かな学力の形成を促す学習集団構成の原理(担当:森 才三、渡邊早苗)
第7回:確かな学力の形成を促す学習集団構成の授業事例分析(担当:森 才三、渡邊早苗)
第8回:確かな学力の形成を促す学習集団の構成を取り入れた授業の立案と討議(担当:森 才三、渡邊早苗)
第9回:評価の基準策定の原理と事例分析(担当:森 才三、渡邊早苗)
第10回:学力評価法の原理と事例分析(担当:森 才三、渡邊早苗)
第11回:評価の基準策定と学力評価法に関する実践的演習と討議(担当:森 才三、渡邊早苗)
第12回:フィールドワーク(担当:森 才三、市原靖士)
第13回:ICTを活用した指導法の原理と事例分析(担当:森 才三、市原靖士)
第14回:ICTを活用した指導法の実践的演習と討議(担当:森 才三、市原靖士)
第15回:全体を通した学習成果の発表と総括(担当:森 才三、市原靖士、渡邊早苗)
【時間外学習】
・演習において討議したことを整理し、個人の視点を明確にするとともに、まとめた事柄について、自己の視点と対照して、到達点を整理しておくこと。
・その他、教員の指示に従い、授業の準備と復習を行うこと。
【教科書】
特になし。授業中に指示する。
【参考書】
特になし。授業中に指示する。
【成績評価方法及び評価の割合】
・複数教員による多面的・総合的評価(受講態度、課題に取り組む姿勢、討論への参加など)(70%)
・最終レポート(本授業において学んだ事や今後解決すべき課題など)(30%)
【注意事項】
・本授業においては教員集団のメンバーとしての自覚を持ち、メンタリングの観点から、経験の豊富な者は経験の少ない者の成長をサポートするよう努力すること。また、経験の少ない者は経験の豊富な者に積極的に教えを請うこと。
【備 考】
事例分析等においては各分析について学卒院生・現職院生の混合のグループで議論し合うなど,アクティブラーニングの手法を取り入れ,現職院生・学部卒院生両者の学びあい・相互評価を基本とし,実務家教員・研究者教員も参画したチームによる学習に取り組む。