・本授業においては、授業の指導計画と教材研究に関する理解を深め、課題を発見し、具体的な対応を立案・検討する力を養う。

・各教科等における適切な学習指導を構想し、指導案を作成するための原理について深い理解を有し、学校現場の事例を題材として現状の課題を発見し、具体的な対応策を立案・検討することができる。
・各教科等の教材研究の方法と教材開発を行うための実践的知識について深い理解を有し、学校現場の事例を題材として現状の課題を発見し、具体的な対応策を立案・検討することができる。
・新しい学びに対応した教材を開発するための実践的知識について深い理解を有し、学校現場の事例を題材として現状の課題を発見し、具体的な対応策を立案・検討することができる。

本授業科目では，各教科等における学習指導を構想し，指導案を作成するための原理を理論的に学ぶとともに，学校現場の事例を題材とした演習に取り組むことで，現状の課題を発見し，具体的な対応策を立案・検討する能力を養う。
　また，各教科等の教材研究の方法と教材開発，新しい学びに対応した教材の開発についての最新の理論を習得し，演習を通した双方向的な学習によって実践的な力量を構築する。
第１回：授業テーマに関する学校の具体的課題の理解
第２回：学習指導構想と指導案作成の原理
第３回：学習指導構想と指導案作成の事例分析
第４回：学習指導構想と指導案作成に関する実践的演習
第５回：学習指導構想と指導案作成に関する討議
第６回：フィールドワーク
第７回：教材研究方法と教材開発の原理
第８回：教材研究方法と教材開発の事例分析
第９回：教材研究方法と教材開発に関する実践的演習
第１０回：教材研究方法と教材開発に関する討議
第１１回：フィールドワーク
第１２回：新しい学びに対応した教材開発の原理
第１３回：新しい学びに対応した教材開発の事例分析
第１４回：新しい学びに対応した教材開発に関する実践的演習と討議
第１５回：全体を通した学習成果の発表と総括

・演習において討議したことを整理し、個人の視点を明確にするとともに、まとめた事柄について、自己の視点と対照して、到達点を整理しておくこと。
・その他、教員の指示に従い、授業の準備と復習を行うこと。

特になし。授業中に指示する。

特になし。授業中に指示する。

・複数教員による多面的・総合的評価（受講態度、課題に取り組む姿勢、討論への参加など）（70%）
・最終レポート（本授業において学んだ事や今後解決すべき課題など）（30%）

・本授業においては教員集団のメンバーとしての自覚を持ち、メンタリングの観点から、経験の豊富な者は経験の少ない者の成長をサポートするよう努力すること。また、経験の少ない者は経験の豊富な者に積極的に教えを請うこと。

授業において設定する演習では，現職院生と学部卒院生とのペアやグループワークなど，アクティブラーニングの手法を取り入れ，現職院生・学部卒院生両者の学びあい・相互評価を基本とし，実務家教員・研究者教員も参画したチームによる学習に取り組む。