授 業 科 目必修・
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体育史特論
Propound study on the history of physical education and sport
選択21  田端 真弓
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【授業のねらい】
多様な体育・スポーツ史の研究内容から専門的知識を身に付け、歴史的観点から現代の体育・スポーツを読み解き、教育課題を解決する能力を養成する。また、歴史的観点から新たな教材を考案するための理論を獲得する。
【具体的な到達目標】
・体育・スポーツ史に関する専門的知識を獲得する。
・体育・スポーツの歴史的理解や歴史的考察をふまえながら現代体育・スポーツについて説明する。
・体育やスポーツの歴史的観点から教材を考案するための理論を獲得する。
【授業の内容】
1 体育学における体育・スポーツ史の位置づけ
2 近代体育における身体と感覚(1)
3 近代体育における身体と感覚(2)
4 近代体育における身体と感覚(3)
5 パブリックスクールとアスレティシズム(1)
6 パブリックスクールとアスレティシズム(2)
7 幕末期の藩校教育と武術振興(1)
8 幕末期の藩校教育と武術振興(2)
9 幕末期の文武両道の史料講読(1)
10 幕末期の文武両道の史料講読(2)
11 明治期における古代オリンピックの記述
12 保健体育科における集団行動(1)
13 保健体育科における集団行動(2)
14 保健体育科における集団行動(3)
15 体育・スポーツ史の総括
【時間外学習】
授業内容に関する文献を読んで予習をし、復習として毎回の授業内容をまとめておくこと。
【教科書】
阿部生雄ほか編、『多様な身体への目覚め―身体訓練の歴史に学ぶ―』、アイオーエム社出版、平成18年
田端真弓、「保健体育科における集団行動の位置づけとあり方―戦後の論説にみる集団行動の必要・不要論の位相と論理―」『大分大学教育福祉科学部研究紀要』第37巻第2号、平成27年
【参考書】
田端真弓・山田理恵、「幕末期大村藩における剣術流派改変の経緯に関する研究:嘉永7(1854)年の斎藤歓之助の招聘を中心に」『体育学研究』第56巻第1号、平成23年
田端真弓・榊原浩晃、「『體操術ノ世代』(明治12年)の記述内容ならびに資料的価値の検討―東京大学創設期における体操の背景と古代オリンピックに着目して―」『体育史研究』第31号、平成26年
【成績評価方法及び評価の割合】
授業中の課題遂行能力20%、期末レポート80%
【注意事項】
・課題の詳細については各授業において示す。
【備 考】
・特になし