授　業　科　目必修・
選択別		単位数対象
学　年		学期曜・限担当教員
心理療法特論
Advanced Psychotherapy		選択2１・２  菊池清美
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【授業のねらい】
心理療法の中でも、集団精神療法は医療機関の臨床心理士が行う業務の中で診療報酬点数化されている数少ないプログラムの一つであり、その技法を習得することは臨床心理士にとって重要かつ有用である。本科目では、各種集団精神療法の解説と実習を通して集団精神療法の実践に必要な技術を習得することに加え、体験グループによって心理療法のセラピストに必要不可欠な共感性や自己理解を深めてゆく。
【具体的な到達目標】

①Genogram分析によって自身の傾向へ気づき、精神力動的体験グループで更に自己理解を深める。
②各種集団療法について解説を行い、その中のいくつかを実習し、入門的技術を習得する。
③高度な技術を要する集団精神療法の事例を通して、集団精神療法の効果と可能性を知る。

【授業の内容】

　【授業の内容】
この講義では、集団精神療法の展開を理論と体験の両側面から学ぶ。集団を体験することで、広く心理療法の実践で必要となる、人間の無意識や世代を超えて受け継がれた傾向への共感的理解力と経験力の涵養を目指す。

第1回　　　　　心理療法へのプロローグ

第2回　　　　　Genogramの作成

第3回　　　　　Genogramの解説と自己理解

第4回　　 　　集団精神療法へのプロローグ

第5～10回　　体験グループ

第11回　 　　 さまざまな集団療法(解説)

第12～13回　さまざまな集団療法(実践)

第14回　　　　長期集団精神療法の事例

第15回　　　　集団精神療法の応用とまとめ

【時間外学習】
必要に応じて指示する。
【教科書】
なし
【参考書】
必要に応じて指示する。
【成績評価方法及び評価の割合】
体験グループなどでの取り組み態度80点、講義中のレポート20点
【注意事項】
必要に応じて指示する。
【備　考】
なし