授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
西洋音楽史演習
Seminar in Western Music History
選択21,2  松田 聡
内線:
e-mail:matsat@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
19世紀後半から20世紀にかけての音楽について、授業前半と後半とで異なるテーマを設けてアプローチしていく。前半については、「交響曲」に焦点を当て、中心となる作曲家の創作を追っていく。後半については、「バレエ・リュス」という視点を設け、その公演のための代表的なバレエ音楽を時代順に見ていく。これらのアプローチを通じ、19世紀後半から20世紀の代表的な音楽作品に対する歴史的な理解を深め、高度な研究能力を養成することが、この演習の目的である。
【具体的な到達目標】
1 音楽史研究の多様な方法を知り、実践的指導力を身に付ける
2 19世紀前半における交響曲についての専門的知識を獲得する
3 19世紀後半の各国の音楽状況についての専門的知識を獲得する
【授業の内容】
1 導入
2 19世紀後半の交響曲(1):前史(1):ベートーヴェンまで
3 同(2):前史(1):19世紀前半のロマン派の作曲家
4 同(3):ブラームス
5 同(4):ブルックナー
6 同(5):チャイコフスキー
7 同(6):ドヴォルザーク
8 同(7):サン=サーンスとフランク
9 バレエ・リュスと音楽(1):前史(1):チャイコフスキー
10 同(2):前史(2):ロシア5人組
11 同(3):《火の鳥》と《ペトルーシュカ》
12 同(4):《ダフニスとクロエ》と《春の祭典》
13 同(5):《パラード》と《三角帽子》
14 同(6):《プルチネルラ》と《ラ・ヴァルス》
15 同(7):《牝鹿》と《鋼鉄の歩み》
【学生がより深く学ぶための工夫】
授業時に学生が意見・質問を発する機会を随時設け、説明内容への理解度をチェックする。
【時間外学習】
授業中に取り上げた作品について、積極的に鑑賞すること。
【教科書】
用いず、授業時にプリントを配布する。
【参考書】
授業中に適宜指示する
【成績評価方法及び評価の割合】
レポート等50%、平常点(発言等)50%
【注意事項】
授業についての基本的な説明を初回にするので、受講希望者は必ず出席すること
【備 考】
特になし