授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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西洋音楽史特論 Special Seminar of Western Music History | 選択 | 2 | 1,2 | 松田 聡 内線: e-mail:matsat@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 モーツァルトの創作活動を追っていく。ただし、単にモーツァルトの生涯や作品を詳しく見ていくだけでなく、それらに関する考察を通じて、伝記研究、作品研究、文化史研究など、現在の音楽史の様々な分野における学問状況を伝え、音楽史研究に関する高度な研究能力を養成するのが、講義の目的である。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1 音楽史の基本的な研究方法を習得し、実践的指導力を身に付ける。 2 現在の音楽学の動向や問題を知り、課題探究力を身に付ける。 3 モーツァルトの生涯と作品についての専門的知識を得る。 | ||||||
【授業の内容】 1 導入:授業の説明とモーツァルト研究の基礎 2 神童時代(1):1756-67 3 同(2):1767-69 4 10代のオペラ作曲家(1):1769-73 5 同(2):1773-75 6 「マンハイム・パリ旅行」の挫折(1):1775-79 7 同(2):1779-81 8 「ウィーン時代」の始まり(1):1781-83 9 同(2):1783 10 《フィガロの結婚》へ(1):1784-85 11 同(2):1785-86 12 ウィーンの宮廷作曲家(1):1786-87 13 同(2):1788 14 最後の日々(1):1789-91 15 同(2):1791 【学生がより深く学ぶための工夫】 授業時に学生が意見・質問を発する機会を随時設け、説明内容への理解度をチェックする。 | ||||||
【時間外学習】 モーツァルトの音楽を積極的に聴き、次回の授業に備える。 | ||||||
【教科書】 用いず、授業中にプリントを配布する。 | ||||||
【参考書】 授業中に適宜指示する。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 平常点(授業への参加度等)50%、レポート等50% | ||||||
【注意事項】 音楽教育専修以外の学生も受講できるが、音楽理論、音楽史についての基本的知識があることを前提に講義を進めるので、注意すること。 | ||||||
【備 考】 授業についての基本的な説明を初回にするので、受講希望者は必ず出席すること。 |