授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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天文学演習 Seminar in Astronomy | 選択 | 2 | 1,2 | 仲野 誠 内線:7572 e-mail:mnakano@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 前期の「天文学特論」を履修していることを前提とする。本演習で理科(地学の天文学分野)についての専門的知識を確実にすることで高度な研究能力を養成する。主として星や惑星の進化・形成の観測や理論の文献の購読を行い、さまざまな観測方法の原理や手法への理解を得、高度な研究能力を養成する。 | ||||||
【具体的な到達目標】 原著論文にふれることによって天文学における最新の研究成果を理解し、さまざまな側面への応用について考察することができる。このことは教育実践をする上でも基本となるはずである。 | ||||||
【授業の内容】 1 星の形成とその活動の概観 2 暗黒星雲と低質量星形成 3 ガス星雲と大質量星形成 4 前主系列星、おうし座T型星の可視光観測(1) 5 前主系列星、おうし座T型星の可視光観測(2) 6 ハービックハロー天体(1) 7 ハービックハロー天体(2) 8 電波分子輝線とは 9 電波分子輝線で見た星間分子雲(1) 10 電波分子輝線で見た星間分子雲(2) 11 電波分子輝線による質量放出現象 12 赤外線で見た星周円盤からの熱放射(1) 13 赤外線で見た星周円盤からの熱放射(2) 14 X線観測による前主系列星の活動性 15 まとめと最近の話題 | ||||||
【時間外学習】 天文学の最前線は常に進んでいるため、報道やインターネット上の情報には敏感であること。 | ||||||
【教科書】 受講生と相談して決定する。 | ||||||
【参考書】 たとえば天文学への招待(朝倉書店)、人類の住む宇宙(日本評論社)、星間物質と星形成(日本評論社)など | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 課題の発表状況、レポート等で評価する。 | ||||||
【注意事項】 なし | ||||||
【備 考】 なし |