授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
地質学演習
Seminar in Geology
選択21  三次 徳二
内線:7723
e-mail:tokuji@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
地質学についての専門的知識を身につけることで,高度な研究能力を養成することをねらいとする。
【具体的な到達目標】
地質学についての専門的知識を獲得する。具体的には,大分県の地質の特徴を知った上で,それを学校現場における教材とすることができる。
【授業の内容】
1 演習の概要、進め方、論文の紹介
2 大分県の地質に関する論文の輪読(主に県全体のもの)
3       〃        (主に県中部のもの)
4       〃        (主に県北部のもの)
5       〃        (主に県西部のもの)
6       〃        (主に県南部のもの)
7 九州全体の地質の特徴(主に北部)
8       〃   (主に南部)
9 地質の教材化に関する論文の輪読(主に小学校)
10       〃        (主に小学校)
11       〃        (主に中学校)
12       〃        (主に中・高等学校)
13 大分市内の地層の教材化(地質学的な検討を中心に)
14       〃    (理科教育的な検討を中心に)
15       〃    (教材の評価方法)
【時間外学習】
予習が必要である。(予習内容は発表してもらう)
授業時間外に,実際に地層を観察に行く。
【教科書】
指定しない
【参考書】
指定しない
【成績評価方法及び評価の割合】
レポート80%,授業中の発表20%
【注意事項】
学士課程において地質学関係の授業(本学であれば,地質学概論,岩石科学など)を受講した経験がない学生は,上記の授業内容についていくことが難しい。
【備 考】
まず,大分県やその周辺の地質に関する書籍や論文を読み,地域の地質への理解を深める。次いで,学校現場における地質の教材化に関する論文などから,どのように地質の特徴について児童・生徒に伝えてゆけばよいかを考えていく。最終的には,大分市内の地層を材料として,その教材化について検討する。