小学校から高等学校までの教育現場における理科教育の実践について，学会誌等に掲載された論文をもとに，現状と課題について議論を行う。これにより，理科教育学の専門的知識を身につけることで，高度な研究能力を養成することを目指す。

理科教育学に関する専門的知識を獲得する。具体的には，学会誌等に掲載された論文を読み，現状と課題を知るとともに，それを自分の研究に活かすことができること，観察・実験に関する教材開発ができることである。

1　講義の概要、進め方
2　理科教育の現状と課題について（論文輪読１回目）
3　　　　　　　〃　　　　　　　（論文輪読２回目）
4　　　　　　　〃　　　　　　　（論文輪読３回目）
5　　　　　　　〃　　　　　　　（論文輪読４回目）
6　　　　　　　〃　　　　　　　（論文輪読５回目）
7　理科における観察の指導法について（主に生物分野）
8　　　　　　　〃　　　　　　　　　（主に地学分野）
9　理科における野外観察の指導法について
10　理科における実験の指導法について（主に物理分野）
11　　　　　　　〃　　　　　　　　　（主に化学分野）
12　　　　　　　〃　　　　　　　　　（主に生物分野）
13　　　　　　　〃　　　　　　　　　（主に地学分野）
14　受講者による教材開発結果の発表（１回目）
15　　　　　　　〃　　　　　　　　（２回目とまとめ）

論文講読などでは，指定された論文を事前に必ず読み，その要旨をまとめてくること。

指定しない

指定しない

発表内容６０％，課題レポート４０％

授業内容について，必ず予習してくること。受け身の態度では，受講してもほとんど意味がない。

受講者の興味や，大学院における研究に基づいて論文の内容を変更する。