授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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理科教育学演習Ⅰ Seminar in Science Education I | 選択 | 2 | 1,2 | 牧 野 治 敏 内線:7644 e-mail:hmakino@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 具体的な理科教材の開発をとおして、教材研究の手法を深めるとともに、授業内容の科学的な位置づけや科学と社会的との関わりについて考察を深める。 同時に、国内外の文献により、日本の理科教育の潮流についても言及するとともに、理科教育の将来像についても思索を深める。 | ||||||
【具体的な到達目標】 ・科学論における、パラダイムの考え方が説明できる。 ・科学と社会との関係を、具体例を挙げて説明できる。 ・日本理科教育の歴史的変遷の概略を説明することができる。 ・アクティブラーニングによる授業を設計できる。 | ||||||
【授業の内容】 1 講義の概要、進め方、レポート提出についてのガイダンス 2 理科の学習内容の再検討(学習指導要領の変遷:大戦前まで) 3 理科の学習内容の再検討(学習指導要領の変遷:大戦後) 4 理科教材の歴史(明治時代:欧米の教育の輸入という観点から) 5 理科教材の歴史(大正、昭和:オリジナル教材の例) 6 課題とする具体的な教材の選択と決定 7 アクティブラーニングの事例研究 8 選択した教材の文献的研究 9 選択した教材の科学的な位置づけの検討 10 選択した教材の海外での事例調査 11 関連する教材の精査 12 教材の開発と作成 13 アクティブラーニングを取り入れた授業展開の開発 14 開発した教材についてのプレゼンテーション 15 教材の有効性についての検討と評価の仕方 | ||||||
【時間外学習】 授業で抽出された問題の解決。 指導案、プレゼンテーションの作成 | ||||||
【教科書】 なし | ||||||
【参考書】 理科の教育(東洋館)、理科教育学研究(日本理科教育学会) 科学は誰のものか 社会の側から問い直す、平川秀幸(NHK出版) 科学との正しい付き合い方、内田麻理香(ディスカバー・トゥエンティワン) 科学予測は8割はずれる、竹内薫(東京書籍) | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 文献要約、指導構想等のプレゼンテーション 70 %、 トピック毎のレポート提出 30% | ||||||
【注意事項】 プレゼンテーション、レポートはWebClassにより提出する。 | ||||||
【備 考】 「理科教育学特論Ⅰ」を受講しておくと、理解が深まります。 |