授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
---|---|---|---|---|---|---|
倫理思想特論Ⅰ Special Seminar on EthicsI | 選択 | 2 | 1,2 | 黒 川 勲 内線:7525 e-mail:kurokawa-isao@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 本授業は,高度な研究能力と教育的指導力を専門的・系統的に習得することを目的とします。本授業では近現代の西洋倫理学の著作を批判的に検討することを通して,倫理学の根本問題である「生と死・倫理的決定」を哲学及び宗教の領域を考慮に入れながら考察することで専門的知識とともに高度な研究能力・教育的指導力を養成します。本年度は生命倫理学の諸課題を検討します。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1 哲学の根本問題である「生と死・倫理的決定」に関して専門的知識を習得する。 2 授業や文献・資料の内容について重要事項や問題点を取り出し,複眼的に思考して論理的に討議し表現できる高度な研究能力・教育的指導力を習得する。 | ||||||
【授業の内容】 【学生がより深く学ぶための工夫】 本授業は基礎資料を基にした学生による発表と議論を中心に進めます。また議論の際,教員が一方的に話すだけにならないように、学生に意見を述べてもらう場面を頻繁に設ける。 1近現代の西洋倫理学における「生と死」概念 2近現代の西洋倫理学における「人格」概念 3生命倫理学の諸課題 4倫理学における人間学の必要性 5人間中心主義的倫理の批判 6理念としての人間の尊厳 7人間の尊厳の政治的制度化 8人間の尊厳と人間の本性 9 安楽死の問題1 10 安楽死の問題2 11 脳死基準1 12 脳死基準2 13 出生前診断の諸問題1 14 出生前診断の諸問題2 15 優生思想の系譜 | ||||||
【時間外学習】 この授業は基礎資料を基にした学生の発表と議論を中心に進めます。報告の準備に際して関連分野を視野に入れて,学習してください。 | ||||||
【教科書】 テキストはいくつかの候補書から受講生の関心を考慮して決定します。 | ||||||
【参考書】 学習指導要領。また授業中に適宜示します。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 この授業は基礎資料を基にした学生の発表と議論を中心に進めます。発表資料の作成(50%)、議論への参加状況(50%)を総合して評価します。 | ||||||
【注意事項】 なし | ||||||
【備 考】 なし |