授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
自然地理学演習
Seminar on Physical Geography
選択21,2  小山 拓志
内線:7548
e-mail:ktakushi@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
前半は,自然地理学全般の内外の論文購読により,自然地理学の考え方,研究手法,論文の書き方等を学ぶ。後半は,受講者各自のフィールドの地誌的特性,気候的特性,地形・地質的特性に関する論文をレビューしてもらい,それを基に討論を行う。この討論を通じて,修士論文の序論に収める先行研究のレビューを完璧なものとすることが求められる。
【具体的な到達目標】
1.論文の読み方,書き方の習得
2.研究手法の理解
3.学術用語の理解
【授業の内容】
1.風化についての論文
2.河成営力による地形の論文
3.海成営力による地形の論文
4.気候地形の論文①
5.気候地形の論文②
6.火山活動についての論文①
7.火山活動についての論文②
8.活断層についての論文①
9.活断層についての論文②
10.植生分布についての論文
11.気象観測についての論文
12,13,14,15.フィールドに関する論文紹介
【時間外学習】
質問は,研究室で対応する。
購読した論文のフィールドのひとつに,日帰りの野外実習を行う予定である。
【教科書】
使用しない。論文はその都度指定する。
【参考書】
W.M.Marsh and M.M.Kaufman (2012): Physical Geography. Cambridge University Press.
Slaymaker,O. and Spencer,T.(1998): Physical Geography and Global Environmental Change.Longman.
その他は,随時紹介する。
【成績評価方法及び評価の割合】
評価は,ゼミ形式の講義での発表,討論による。
【注意事項】
野外実習への参加を単位取得条件とする。
【備 考】
受講者各自のフィールドに関する論文のレビューをしてもらう。その際,レジュメおよびパワーポイントの作成を義務付ける。地理学を専門としない学生は,修士論文で引用する予定の学術論文のレビューで構わない。
学術用語に関する予習・復習は必須である。