授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
東洋史特論Ⅱ
Special Seminar of Oriental History II
選択22  甘利 弘樹
内線:7544
e-mail:hiamari@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
日中関係史に関する漢文史料を講読し、多様な事例に基づいて、両国の社会や文化についての高度な研究能力を養成します。
【具体的な到達目標】
1)日中関係史に関する漢文史料を、コンテクストを吟味しながら、読みこなすことができるようになる。
2)日中関係の中で築かれた両国の社会や文化を分析する専門的知識を獲得できる。
【授業の内容】
1 ガイダンス
2 史料読解について
3 古代日中関係史に関する史料の講読と討論(1)キーワード:奴国、邪馬台国
4 古代日中関係史に関する史料の講読と討論(2)キーワード:仏教、遣隋使
5 古代日中関係史に関する史料の講読と討論(3)キーワード:遣唐使、平安朝
6 中世日中関係史に関する史料の講読と討論(1)キーワード:日宋貿易、平氏
7 中世日中関係史に関する史料の講読と討論(2)キーワード:鎌倉仏教、元寇
8 中世日中関係史に関する史料の講読と討論(3)キーワード:日明貿易、倭寇
9 近世日中関係史に関する文献の講読と討論(1)キーワード:長崎貿易、華商
10 近世日中関係史に関する文献の講読と討論(2)キーワード:琉球、三角貿易
11 近世日中関係史に関する文献の講読と討論(3)キーワード:蝦夷地、アイヌ
12 近代日中関係史に関する文献の講読と討論(1)キーワード:鴉片戦争、条約
13 近代日中関係史に関する文献の講読と討論(2)キーワード:明治維新、変法
14 近代日中関係史に関する文献の講読と討論(3)キーワード:日清戦争、改革
15 まとめ
【学生がより深く学ぶための工夫】
 学生に意見を述べてもらう場面を頻繁に設けます。毎回の授業終了前にライティングを行ってもらいます。
【時間外学習】
史料・文献の講読と討論参加のために、各自予習が必要です。
【教科書】
ガイダンスの際に指示します。
【参考書】
授業中に提示します。
【成績評価方法及び評価の割合】
発表35%、討論への参加状況35%、試験(レポート)30%。
【注意事項】
ガイダンスの際に指示します。
【備 考】
授業の内容は、受講生と相談した上で変更することがあります。