授 業 科 目必修・
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学期曜・限担当教員
国語科教育演習Ⅰ
Seminar in the Japanese Language Classroom I
選択21  花坂歩
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【授業のねらい】
 「論理的思考」を社会が求める実用面から考察し、何を、どのように提示することが大多数の理解を得られるのか、自らがプレゼンターとして訓練しながら、学校教育での運用方法を研究していく。
【具体的な到達目標】
1 文献を読み解き、20分という制限された中で、的確に概要を説明できる。
2 論理的思考の育成について、自分のなりの考えを持ち、レポートによって表現できる。
【授業の内容】
Ⅰ 社会が求める論理的思考のスキル
 1 わかりやすい説明
 2 わかりやすい資料
Ⅱ 『ロジカル・シンキング』考
 3 相手に「伝える」ということ
 4 説得力のない「答え」に共通する欠陥
 5 重複・漏れ・ずれを防ぐ
 6 話の飛びをなくす
 7 So What?/Why So?とMECEで「論理」を作る
 8 論理パターンをマスターする
 9 論理パターンを使いこなす
Ⅲ 『ロジカル・プレゼンテーション』考
 10 論理的思考力とは
 11 仮説検証力とは
 12 会議設計力とは
 13 資料作成力とは
Ⅳ 社会に求められる「授業」の構想
 14 『教室プレゼンテーションの20の技術』考
 15 総括と展望
【学生がより深く学ぶための工夫】
プレゼンテーションや話し合いを通して、主体的な学びとなるようにする。
【時間外学習】
各領域の論文を収集し、読んでおく。
【教科書】
適宜示す
【参考書】
『学習指導要領解説【国語】』(小・中・高)(文部科学省)、『ロジカル・シンキング』(照屋華子・岡田恵子、東洋経済新報社、2001)、『ロジカル・プレゼンテーション』(高田貴久、英治出版、2004)、『教室プレゼンテーションの20の技法』(堀裕嗣他編、明治図書、2002)
【成績評価方法及び評価の割合】
発表資料(30%)、プレゼンテーション(30%)、講義中のディスカッション(20%)、最終レポート(20%)
【注意事項】
なし
【備 考】
なし