授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
知的障害教育特論
Education for Persons with Mental Retardation
選択21,2  古 賀 精 治
内線:7521
e-mail:skoga@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
知的障害児の中でもダウン症のある児童・生徒に焦点を絞り、ダウン症児に関する最近の研究成果を展望し、さらにその指導に役立つ新たな知見について論じる。
【具体的な到達目標】
1 ダウン症のある児童・生徒についての幅広い知識を得ることができる。
2 ダウン症のある児童・生徒の実態把握の方法や指導法について学ぶことができる。
【授業の内容】
 1 ダウン症児の知能
 2 ダウン症児の知能の発達
 3 ダウン症児の性格
 4 ダウン症児の見取る力
 5 ダウン症児の図形模写能力
 6 ダウン症児の聞き取る力
 7 ダウン症児の話しことばの指導
 8 ダウン症児の書き言葉の指導
 9 ダウン症児の身体特性
10 ダウン症児の運動・動作の指導
11 ダウン症児の情緒を育てる指導
12 ダウン症児の耳鼻科的問題と難聴
13 ダウン症児の合併症の理解
14 ダウン症児の保護者の障害受容
15 ダウン症児の親子相互交渉を促す指導
【時間外学習】
授業内容に関わる論文等を精読しておくこと。大分県ダウン症連絡協議会が主催する月例会やダウン症発達支援キャンプ等で研修の機会があるので、できるだけ参加すること。
【教科書】
特に使用しない。適宜、必要に応じてプリントを配布する。
【参考書】
参考書については、できるだけ新しいものをその都度紹介する。
【成績評価方法及び評価の割合】
討論への参加状況等の平常点(50%)及びレポート(50%)により総合的に評価する。
【注意事項】
なし。
【備 考】
なし。