授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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発達社会心理学特論 Special lecture on developmental social psychology | 選択 | 2 | 1,2 | 前田 明 内線: e-mail:amaeda@cc.oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 現代社会における問題(とりわけ発達・教育に関わって)について文献や資料を通して発達社会心理学的な観点から分析する。この数年間は「暴力」をテーマとして進めてきており、ひきつづき「子ども虐待」や「学校におけるいじめ」を中心的に取り上げて、教育課題との関連について考察する。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1.子ども虐待に関する従来の調査・研究を通して子ども虐待問題の背景と構造を理解し、虐待防止に係る方策について考察する。 2.子ども虐待への社会的対策の現状と課題について発達社会心理学的な観点から捉え、今日の子どもの育ち及び子育て・教育における問題について考察する。 | ||||||
【授業の内容】 1 はじめに:発達社会心理学的観点とは。 2 子ども虐待の歴史的考察 3 文献研究と討論:子どもの虐待とネグレクト:その1 4 文献研究と討論:子どもの虐待とネグレクト:その2 5 文献研究と討論:子どもの虐待とネグレクト:その3 6 文献研究と討論:子どもの虐待とネグレクト:その4 7 文献研究と討論:子どもの虐待とネグレクト:その5 8 人間における暴力の問題と心理学的課題について(1) 「セリビア声明」 9 人間における暴力の問題と心理学的課題について(2) 「攻撃性」 10人間における暴力の問題と心理学的課題について(3) 「DV」等 11 今日の教育課題について:不登校といじめ問題の現状と対策 12 いじめ問題への対応(1) 13 いじめ問題への対応(2) 14 15 まとめの討論 16 レポート | ||||||
【時間外学習】 レポートのために、「日本子ども虐待防止研究会学術雑誌」より2,3の文献をまとめる。いじめ問題にアプローチするために、政策的な文書や文献からレポートを作成する。 | ||||||
【教科書】 なし | ||||||
【参考書】 児童虐待等に関する文献や参考書を講義に併せて紹介する。いじめ問題について政策的な資料等を紹介する。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 レポートの熟成度 40% 討論態度 20% 問題の理解度 20% その他 20% | ||||||
【注意事項】 | ||||||
【備 考】 |