授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
教育社会心理学演習
Seminar in Social Psychology of Education
選択21,2  古 城 和 敬
内線:7610
e-mail:kkojo@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
学級集団過程に関する最近の内外の実践的な文献・資料を講読し,理論的考察を行うとともに,自らの教育実践(教育実習体験)を省察し,学級経営を中心とした児童・生徒に対する指導のあり方について深く追究する。
【具体的な到達目標】
1.教育社会心理学の研究方法を理解し,自らの研究に応用できる。
2.教育社会心理学の知見から自らの教育実践(教育実習体験)を省察する。
3.教育社会心理学的な実践論文にもとづいて,学級経営の問題解決のあり方を追究する。
【授業の内容】
1 オリエンテーション
2 教育社会心理学における実践的研究の動向
3 教育社会心理学と教育実践の諸問題(1)
4 教育社会心理学と教育実践の諸問題(2)
5 学級集団過程に関する問題(1):学級集団づくり
6 学級集団づくりに関する実践論文の講読(1)
7 学級集団づくりに関する実践論文の講読(2)
8 学級集団過程に関する問題(2):学級経営
9 学級経営に関する実践論文の講読(1)
10 学級経営に関する実践論文の講読(2)
11 学級集団過程に関する問題(3):いじめ問題
12 いじめ問題に関する研究論文の講読(1)
13 いじめ問題に関する研究論文の講読(2)
14 教師の指導態度・行動についての総合考察(1)
15 教師の指導態度・行動についての総合考察(2)
<学生がより深く学ぶための工夫>
教育社会心理学に関する論文講読が中心であり、それ自体が能動的学習に依存しているが、その成果がグループ・ディスカッションの深まりにつながることを共通認識した上で授業を進めたい。
【時間外学習】
各授業の後半に行うディスカッションにそなえ,時間外学習として関連文献の精読を必要とする。
【教科書】
必要に応じて文献・資料を配布する。
【参考書】
【成績評価方法及び評価の割合】
 学級介入的・実践的な研究論文を精読し,レジュメを作成し,発表し,質疑応答に参加する,一連の過程を総合的に評価する。
【注意事項】
【備 考】