授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
教育課程・学習指導論特論
Special Seminar in Research on Teaching and Curriculum Studies
選択21,2  伊藤 安浩
内線:7636
e-mail:yasuhiro-ito@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
日本の学校をめぐる現代的な教育課題を解決するための力を身に付ける。
【具体的な到達目標】
日本の学校の教育課程と学習指導の特質を、アメリカの学校のそれとの文化的な比較を通して反省的に理解し、日本の学校の教育力の向上と活性化のための視点、考察力と判断力を身に付ける。
【授業の内容】
1 教育課程と学習指導に関する日米比較の意義
2 アメリカの教師・学校文化の特質〜学校の教育目標〜
3 アメリカの教師・学校文化の特質〜教職への満足度と有効性の意識〜
4 アメリカの教師・学校文化の特質〜校長のリーダーシップと同僚性〜
5 アメリカの教師・学校文化の特質〜メンター・ティーチャー〜
6 アメリカの教育改革の動向〜ナショナル・スタンダード〜
7 日本の学校・教師文化の特質〜学校の教育目標〜
8 日本の学校・教師文化の特質〜教職への満足度と有効性の意識〜
9 日本の学校・教師文化の特質〜校長のリーダーシップと同僚性〜
10 日本の学校・教師文化の特質〜経験ある先輩教師〜
11 日本の教育改革の動向〜学習指導要領〜
12 比較文化的研究の問題点
13 日米の学校と教師は何を学び合えるか〜日本から見たアメリカの学校〜
14 日米の学校と教師は何を学び合えるか〜アメリカから見た日本の学校
15 まとめ
【時間外学習】
進行中の教育改革の動向を捉えるために,教育関連のテレビ番組の視聴やウェブサイトのチェックなど,常に新しい教育情報を収集しておくことを勧める。
【教科書】
H.W.スティーブンソン&J.W.スティグラー(1993)『小学生の学力をめぐる国際比較研究』金子書房
【参考書】
学習指導要領(平成20年3月告示)
【成績評価方法及び評価の割合】
レポートを最も重視するが,授業における発表や,討論への貢献度などを加味して,総合的に評価する。
【注意事項】
なし
【備 考】
なし