授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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経済学概論Ⅰ Introduction to Economics Ⅰ | 必修 | 2 | 2 | 石井まこと 内線:7698 e-mail:mak@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 社会政策は、「労働問題、労使関係、社会保障、社会福祉、女性学、ジェンダー研究、生活問題など」幅広い領域を対象にしています。これら問題は分野は異なりますが、「社会問題」として大きく括ることができます。社会政策は、この「社会問題」に対し、いかにアプローチするのかを理解してもらいます。 | ||||||
【具体的な到達目標】 (1)社会政策が取り扱う問題に対して「なぜ?」という関心が高まる。 (2)新聞・各種メディアの報道を鵜呑みにせず、多様な評価ができる。 (3)自ら調べてみようとする人になる。 | ||||||
【授業の内容】 1.社会政策とはどういう学問か 2.社会政策の方法(1)-経済学的手法 3.社会政策の方法(2)-政治学的手法 4.社会政策の方法(3)-社会学的手法 5.社会政策の対象-仕事と生活の関係 6.社会政策の研究史(1)-欧米編 7.社会政策の研究史(2)-日本編 8.社会政策の研究史(3)-東アジア編 9.賃金・労働時間に関わる争点 10.雇用問題に関わる争点 11.労使関係・労働組合に関わる争点 12.社会保障に関わる争点(1)-年金・医療・介護 13.社会保障に関わる争点(2)-福祉・公的扶助 14.ジェンダーに関わる争点 15.総括 【学生がより深く学習するための工夫】 この講義ではほぼ毎回授業レポートを行い返却します。また、授業内容をよりイメージできるように、映像コンテンツも活用した授業も行います。 | ||||||
【時間外学習】 新聞を読む習慣をつけて、日頃より社会問題への関心を高めてください。 | ||||||
【教科書】 特に指定しません。レジュメ・資料。論文を講義で配布します。 | ||||||
【参考書】 高橋祐吉・鷲谷徹・赤堀正成・兵頭淳史編(2016)『図説 労働の論点』旬報社。 久本憲夫(2015)『日本の社会政策』ナカニシヤ出版。 石畑良太郎・牧野富夫(2012)『よくわかる社会政策』有斐閣。 石井まこと・兵頭淳史・鬼丸朋子(2010)『現代労働問題分析-労働社会未来を拓くために-』法律文化社。 その他講義中に紹介していきます。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 レポート(30~50%)、期末テスト(50~70%)。レポート課題は30%を基本としますが、充実している場合は50%までは全体の評価として勘案します。また、レポート以外に紹介する講義関連のシンポジウム等のレポートも評価として追加的に加算する場合があります。 | ||||||
【注意事項】 授業時間内にインターバル(中休憩)時間をとりますが、それ以外の私語等の授業進行上の妨げになる行為は厳しく対応します。なお、授業内でも質問は歓迎しますので、いつでもそうぞ。 | ||||||
【備 考】 |