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経済学概論Ⅰ
Introduction to Economics Ⅰ
必修22  合田公計
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【授業のねらい】
政治経済について歴史的認識を得ることは、経済を学ぶ上での重要事項です。社会の基本的構造や動向を洞察する上で、歴史的視野での観察は、却って現代の意味をよく照射する効果があるからです。この授業では、幕末開港以降から近年までの歴史的概要な流れを、幾つかの歴史的重要事項から学びます。
【具体的な到達目標】
歴史を学ぶ意味はどこにあるのかを考える。近現代日本の歴史的
流れの概要を知る。近現代日本の経済的社会的理解を深める。
戦後改革による日本社会の変容を学ぶ。現代との繋がりを考察する。
【授業の内容】
以下の内容につき、3回~5回程度の授業を行う。
1.今日の社会経済問題
2.近現代日本の歴史的流れの概要
3.ファシズムと戦争と今日
4.戦後改革と戦後社会と今日
【時間外学習】
授業中に指示します。配布プリント、文献・資料等を次回の授業までに読んでおき、理解できた点、疑問点などを明確にしておくことなどが主要な内容となります。
【教科書】
主に資料のプリントを使用して行います。
【参考書】
通史的<参考書>①伊藤 修 『日本の経済-歴史・現状・論点』中公新書 2007年②三和良一『概説日本経済史 近現代 第二版』東大出版会 2002年。③江口圭一『二つの大戦(大系日本の歴史14)』小学館 1993年歴史テーマごとの文献:④岩波新書のシリーズ日本近現代史。その他、授業中に知らせます。⑤データ・資料集:三和良一・原朗『近現代日本経済史要覧』東大出版会2007年。
【成績評価方法及び評価の割合】
毎回の授業時のミニミニレポート20%、期末試験80%
【注意事項】
覚えるのではなく、しっかりと考えましょう。
【備 考】
戦後改革の簡潔な文献:竹前栄治『占領と戦後改革』岩波ブックレット。農業改革関連参考文献:合田公計『農地改革』、同『農業協同組合』(GHQ日本占領史 第33巻(1997年)、第34巻(98年)日本図書センター。