授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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被服構成実習Ⅱ | 選択 | 1 | 2 | 都甲 由紀子 内線:7561 e-mail:togo-yukiko@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 被服構成実習Ⅰで身につけた被服を製作する技術をもとに,より難易度の高い衣服の製作を行う.店で購入して毎日着用している衣服も誰かが作ったものであることを理解し,作った人の気持ちや衣服づくりの技術・労力について想像力を働かせられるようになり,衣服を大切にする心を養い,衣服に対する愛着を持てるようになるような実習を行う. | ||||||
【具体的な到達目標】 1 自分自身で衣服製作の計画を立て,それを実行して作品を完成させる 2 実習を通して衣服製作に必要な技術を身につけ,労力を理解し,衣服を大切にする心を養う | ||||||
【授業の内容】 1.ガイダンス 2.基礎縫い,採寸,各自で衣服製作目標を設定して製作計画を立てる(浴衣,シャツなど) <浴衣の場合> <シャツの場合> 3.布地の検反と見積もり・柄合わせ 型紙の製図 4.布地の裁断としるしつけ 裁断,ロックミシンかけ 5.各部のしるしつけ 仮縫い・補正 6.袖作り 肩縫い 7.背縫い,肩当てと居敷当てをつける えりつくり 8.えり下ぐけ,おくみつけ えりつけ 9.えりつけ 袖つけ 10.かけえりつけ 脇縫い 11.えりくけ 袖口の始末 12.脇縫いと縫い代の始末 裾の始末 13.すそぐけ ボタン穴つくり 14.袖つけ ボタンつけ 15.授業のまとめ 【学生がより深く学ぶための工夫】 ・衣服作品の製作実習を行い、手指の巧緻性と技術を高めるとともに体験的に布製品に対する理解を促す。さらに体験の振り返りレポートを課し、自身の理解を深める。 | ||||||
【時間外学習】 計画した進度まで進まなかったときは次回までに作業を進めてくること. | ||||||
【教科書】 プリントを配布する. | ||||||
【参考書】 「衣服製作の科学」 松山 容子 建帛社 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 作品(80%),レポート(20%) | ||||||
【注意事項】 ・被服構成実習Ⅰ(旧:被服構成実習)の単位を取得している者のみ履修できる. ・実習に必要な道具や材料など,忘れ物のないよう注意すること. ・やむを得ない欠席や計画通りに進まないときなどには補習を行うこともある. | ||||||
【備 考】 基本的に作品製作実習の材料は各自で用意し、材料費は各自で負担すること。 |