授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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環境生物学 Environmental Biology | 選択 | 2 | 3 | 高浜 秀樹 内線:7574 e-mail:htaka@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 本講義では,自然環境の中に生息する野生生物の価値が,豊かな市民生活を営むのに必要な社会資源の一つと位置づけられ,その重要性を理解することを目的とする。また,多くの生物との共生が,景観としての価値や遺伝的資源としての価値を生み出すだけでなく,生活環境に密接に関る恩恵をもたらしていることを認識し,生活に関連づけられる能力を身に付けて欲しい。 | ||||||
【具体的な到達目標】 日本の自然環境の特徴とそこに形成される様々な生態系を理解し,説明できること。現在,生じている生態学的な課題について問題点を説明できること。保全しなければならない生物や自然について理解し,それらがもたらす恩恵について説明できること。 | ||||||
【授業の内容】 1 講義内容の概説と到達目標の説明,評価基準についての説明 2 地球環境と生命 3 森林の役割 4 熱帯雨林の役割 5 里地・里山の役割 6 サンゴ礁の役割 7 湿地・河川の役割 8 景観の価値 9 紫外線の生物への影響 10 環境汚染と生物 11 希少生物の保全 12 外来生物による撹乱 13 生物多様性の価値 14 生態系の保全 15 講義の総括(評価基準の詳細や補足説明) 16 試験 | ||||||
【時間外学習】 環境関連の書籍を読み,新聞やTVニュースの記事収集に努める。自宅周辺や通学路の自然環境に注意を払い,生き物で気になることがあればデジタルカメラ等で記録する。課題「熱帯雨林破壊の実情」,「環境関連ニュース」,「景観の価値」,「外来生物の侵入」について,身の回りで起きている事象について調査し,内容をまとめ提出する | ||||||
【教科書】 特に指定しない | ||||||
【参考書】 生態学関連や環境関連の書籍を講義の中で紹介する。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 試験60%,課題報告40% | ||||||
【注意事項】 講義および時間外学習について積極的に取り組んで欲しい。 | ||||||
【備 考】 なし |