授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
教職実践演習(教諭)
Practical Training for Teaching Profession
必修24  谷野 勝敏 他
内線:7591(谷野)
e-mail:tanino@oita-u.ac.jp(谷野)
【授業のねらい】
 教職課程(教職に関する科目,教科に関する科目)の履修及び実習体験活動(教育実習,まなびんぐサポート,およびフレンドシップ等)を通じて,教員としての必要な資質能力が形成されているかを最終的に確認する。
【具体的な到達目標】
1.教員の使命及び幼児児童生徒への責任を理解する。
2.教員としての基本(教育的愛情,倫理観,社会性,及び対人関係能力等)を身に付ける。
3.幼児児童生徒の発達の過程及び学習の定着状況を把握する方法を理解する。
4.教科・保育内容等の専門知識を十分にもち,確かな指導技術を身に付ける。
5.学級経営を行い幼児児童生徒を一つの集団にまとめていく実践的な指導技術を身に付ける。
6.授業を行う上での基本的な表現力を身に付ける。
【授業の内容】
 1.オリエンテーション 
  ポートフォリオ,自己評価シート等から,教職に対する自己の課題を明確にする。グループ討議 大学での教育体験・教職に関する学びと教育実習の省察、および研究課題の発見
 2. 「現代の教育問題 期待される教師像」についての講義(教育センター副所長・実務家教員の講義,最後にまとめを書く)
 3. グループによる事例研究①(2の講義を受けて,各グループで調べる事例を決定する)
 4. グループによる事例研究②(グループ討議と発表原稿の作成)
 5. グループでの研究発表と討論③(教育センター・実務家教員の指導,小レポート)
6. グループごとのロールプレイ①(100号で全体説明とデモンストレーションを行いながら説明する)
 7. グループごとのロールプレイ②(グループごとに場面設定をいくつか選び実施する,ディスカッション用紙に記入)
 8. グループごとのロールプレイ③(グループごとに場面設定をいくつか選び実施する。最終自己評価用紙に記入)
 9.学級経営について①(附属小副校長の講義,最後にまとめを書く)
 10. 学級経営について②(学級経営についてのディスカッション,小レポート)
 11.模擬授業①:わかる授業・伝える授業の構想・指導案の作成
 12.模擬授業②:模擬授業の実施・討論(市教委・実務家教員の指導)
 13.模擬授業③:模擬授業の実施・討論(市教委・実務家教員の指導)
 14.模擬授業④:模擬授業の実施・討論(市教委・実務家教員の指導,小レポート)
 15.これからの学校教育と自己の課題について(討論)
    最終レポート「教師としての自らの資質能力に関する課題」をもって代える
【時間外学習】
事前学習 グループによる研究課題によっては、事前の資料収集などグループ活動が必要になる。また、ロールプレイについては、グループで、どの場面を選択するかを話し合い、自分がどのロールを取るかによっては、事前にイメージアップが必要になることがある。
事後学習 毎回の授業後に,到達目標の達成度の確認のため,自己評価を行い自己の成長や課題を確認しておくこと。
【教科書】
適宜資料を配付する。
【参考書】
学習指導要領・教育要領
【成績評価方法及び評価の割合】
・ 事例研究,ロールプレイ,学級経営,模擬授業の小レポート 各20点 80点
・ 最終レポート(本授業において新たに学んだ知識・技能,今後さらに解決すべき課題等)20点
【注意事項】
・毎回,すべての学習物をファイルに綴じておくこと。
・小レポートは1週間後の授業で提出する。
・授業時間外の準備のための作業時間及びオフィス・アワーの時間等に個別指導を行うことがある。
【備 考】