授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
解析学Ⅰ
選択22,3  大野 貴雄
内線:7566
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【授業のねらい】
1年次の1変数関数の微分・積分法を基礎として、多変数関数の微分・積分法のうち、多変数関数の微分法である偏微分法について学び、解析学に関する専門的な知識・技能を体系的に修得すことを目指します。
【具体的な到達目標】
1.多変数関数の極限と連続性の意味を理解し、その計算ができる。
2.偏微分と全微分の概念を理解するとともに、その計算ができる。
3.合成関数の偏微分ができるようになる。
4.2変数関数と陰関数の極値を求めることができ、最大・最小問題に応用できる。
5.ラグランジュの乗数法が使うことができる。
【授業の内容】
1.多変数関数の極限と連続性
2.多変数関数の極限と連続性の演習
3.偏微分法と高階偏導関数
4.全微分と接平面
5.偏微分と全微分の演習
6.合成関数の偏微分
7.合成関数の偏微分の演習
8.2次のテイラーの定理
9.極値問題
10.テイラーの定理と極値問題の演習
11.陰関数定理
12.陰関数の極値
13.陰関数定理と極値の演習
14.ラグランジュの乗数法
15.ラグランジュの乗数法の演習
16.試験
学生がより深く学ぶための工夫】
毎回、講義に関する計算問題に取り組んでもらい、他の学生に向けて発表してもらう。
【時間外学習】
教科書にたくさん問題がありますので、自分で解答し、理解を深めておくこと。また、講義は教科書に添って授業を進めていきますので、予習・復習に活用すること。
【教科書】
基礎数学研究会編「基礎微分積分学」東海大学出版会
【参考書】
学習指導要領
【成績評価方法及び評価の割合】
レポート10%、演習20%、テスト70%
【注意事項】
なし。
【備 考】
なし。