授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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道徳教育の理論と実際 Theory and practices about extraclass activities | コース必修 | 2 | 3 | 鈴木 篤 内線:7539 e-mail:atsuzuki@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 本授業において受講者は、より実質的な道徳教育を行うための学問的視点を身につけ、多様な教授方法についても学ぶことで、教師となった後も道徳教育を深め続けられるようにする。 時間外学習として課題論文を事前に読み、授業時にはこの課題論文の内容を踏まえた実践的課題に取り組むことで、理論に基づく道徳教育実践の能力を築く。 | ||||||
【具体的な到達目標】 ①子どもの道徳性を捉えるための学問的視点を身につける。 ②道徳教育をより広い社会的文脈の中で理解する。 ③着任後に備え、道徳教育を実質化するための教授方法を構想する。 | ||||||
【授業の内容】 1.導入: 考え、議論する道徳を体験しよう 2.モラルジレンマ授業を体験しよう1 3.討論型授業を体験しよう1 4.モラルジレンマ授業を体験しよう2 5.討論型授業を体験しよう2 6.モラルジレンマ授業を体験しよう3 7.討論型授業を体験しよう3 8.モラルジレンマ授業を体験しよう4 9.道徳授業の展開(導入・発問・終末について) 10.考え、議論する道徳授業を作ろう1 11.考え、議論する道徳授業を作ろう2 12.考え、議論する道徳授業を作ろう3 13.道徳授業の実際(事例研究を中心に) 14.考え、議論する道徳授業を実施/体験しよう1 15.考え、議論する道徳授業を実施/体験しよう2 ※なお、第9回、第13回では外部講師を招く予定であるが、講師の都合により、回が前後する可能性もある。 また、受講生の様子によって内容を変更する場合がある。 | ||||||
【時間外学習】 毎回、課題文献を2点指示するため、次回授業までに通読し、文献要約(読書レポート)を作成すること。 | ||||||
【教科書】 ≪教科書≫ ・丸山恭司編著(2014年)『道徳教育指導論』協同出版 → 各自で購入すること ・マイケル サンデル(2010年)『これからの「正義」の話をしよう』早川書房 → 貸し出すため購入不要 ・小浜逸郎(2000年)『なぜ人を殺してはいけないのか』洋泉社 → 貸し出すため購入不要 ・宮下奈都(2009年)『よろこびの歌』実業之日本社 → 貸し出すため購入不要 ・宮下奈都(2012年)『終わらない歌』実業之日本社 → 貸し出すため購入不要 ・その他の図書・論文 → コピーして配布します。 | ||||||
【参考書】 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 ・各課題(資料)を授業時に配布する用紙に要約すること ・一課題につき5点満点で評価し、合計点をもとに最終的な成績をつける ・内容が適切に要約できていない場合や誤字脱字等がある場合には減点する ・外部講師を招く回の授業末に提出するコメントシートは一切、点数に反映させない ・授業時の討議に積極的に参加しない者については減点を行う ・受講態度・出席状況の好ましくない者については大幅な減点を行う | ||||||
【注意事項】 ・本授業では初回を除く全ての回で2本の文献要約の提出を求める ・外部講師を招く回では授業末にコメントシートを記入・提出すること ・提出期限は各授業の開始後5分以内とする ・病気や忌引き等により欠席・遅刻する場合も特別扱いはしない ・授業時には課題論文の内容を踏まえ、特定の課題についての討議を求める | ||||||
【備 考】 ①他者の発言に対しては、その肯定・否定のいずれであっても、他者の人格に対してではなく、意見内容に対して応答を行うこと。 ②他者の発言に対する否定的見解を述べる際は、まず他者の見解が持つ長所や可能性について言及し、その上で不足している点を指摘すること。 ③常識にとらわれない挑戦的な発言に対しては、当該発言が議論を促進するものである限り、高く評価し、敬意を払うこと。 |