授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
教職入門ゼミ
Introductory Seminar in Teaching Profession Ⅰ
必修2  泉 好弘ほか7名
内線:7577
e-mail:yizumi@cc.oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
附属4校園参加体験実習の省察科目として位置づけ,子ども理解,子どもとのコミュニケーションの取り方の基本事項を学習する。また,それらを通して,教職への意欲を高め,今後の講義,教育実習への積極的態度を養う。
【具体的な到達目標】
1.社会人としての基本的マナーや倫理観・基本意識を形成する。
2.観察の視点をもつことの意味を理解し,実際の観察を通じて,子ども理解の基本を学習する。
3.実際の観察に基づいて議論を行い,そこから課題を見いだしていく力を養う。
4.体験活動を通じて,幼児・児童・生徒とのコミュニケーションを図るための基本事項を学ぶ。
【授業の内容】
1.全体オリエンテーション
2.グループごとに事前討議①:幼児における課題を各個人が設定し,グループ討議する。
3.参加体験①:幼児における課題を教育現場で確認する。
4.グループごとに事後討議①:各個人で体験を省察し,グループ討議する。
5.事前討議②:児童における課題を各個人が設定し,グループ討議する。
6.参加体験②:児童における課題を教育現場で確認する。
7.事後討議②:各個人で体験を省察し,グループ討議する。
8.事前討議③:生徒における課題を各個人で設定し,グループで討議する。
9.参加体験③:生徒における課題を教育現場で確認する。
10.事後討議③:各個人で体験を省察し,グループ討議する。
11.事前討議④:特別な支援を要する児童・生徒における課題を各個人が設定し,グループ討議する。
12.参加体験④:特別な支援を要する児童・生徒における課題を教育現場で確認する。
13.事後討議④:各個人で体験を省察し,グループ討議する。
14.これまでの省察を振り返り,グループ討議の生kを発表する。
15.これまでの省察を振り返り,グループ討議の成果を発表する。
【時間外学習】
事前討議:グループで討議したことを整理し,個人の視点を明確にしておくこと。
事後討議:グループで討議し,まとめた事柄について,自己の視点と対照して,到達点を整理しておくこと。
     各参加体験ごとに自己評価を行い,自己の課題を確認しておくこと。
【教科書】
適宜資料を配付する。
【参考書】
『小学校学習指導要領』
『中学校指導要領』(各教科)
『特別支援学習指導要領』
『幼稚園教育要領』
【成績評価方法及び評価の割合】
複数教員により,多面的・総合的に評価する。
すべて参加体験実習に参加することを前提として,授業への取り組み(26 %),実習への取り組み(30 %),提出物(44 %)で評価する。
【注意事項】
・毎回,授業開始前に出席簿に押印すること。
・事前討議,参加体験,事後討議の記録を取り,レポート作成の資料にすること。
・体験活動の準備物は事前に準備しておくこと。
・授業時間外の準備のための作業時間及びオフィス・アワーの時間等にグループ指導,個別指導を行うことがあること。
【備 考】