授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
総合学習I
Integrated Learning I
選択21.2.3.4年  黒川 勲 他
内線:7525
e-mail:kurokawa-isao@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
新しい教育課程において,小・中・高校では「総合的な学習の時間」が創設され,これらの新しい学力観に対応できる人材が求められています。本事業は,主に将来の教員を目指す学生の資質の向上を目的に,大学内の講義だけでは学習できない様々な「農作業体験」・「ボランティア活動」を通して,子どもたちや地域の人々と交流することにより,将来の教師としての基礎的資質と実践的指導力の養成を目指します。
【具体的な到達目標】
・教育現場の教師や地域の人々との交流を通して,過疎地をはじめとした地域の実情や,地域の中で活動するための教師の役割・課題を知る
・農作業体験やボランティア活動を共同して行うことにより,コミュニケーション能力を高めるとともに,社会人としての基本所作,保護者や地域との連携の重要性を理解する。
【授業の内容】
活動Ⅰ 余谷農業体験(院内余谷地区の皆さんによる指導・支援の下での体験活動)
    ガイダンス・オリエンテーション(5月)
第1回「田植え,種芋植えつけ」(6月)
第2回「草刈り」(7月)
第3回「草刈り,その他の体験」(9月★1泊2日)
第4回「稲刈り,掛け干し,芋掘り(9月★1泊2日)
第5回「秋の収穫祭の補助と地元住人との交流」(11月)
第6回「シイタケのこま打ち」(2月)
活動Ⅱ(ボランティア活動)
ガイダンス・オリエンテーション(5月)
①安心院,九重,院内町の小中学校の農作業体験補助
②「おおいた子ども劇場」(こどもキャンプ 3泊4日)
②九重少年自然の家」(夏季こども合宿,自然体験やスキーの指導)
※授業の内容と実施時期はあくまで予定です。地元の皆さんの農作業等の事情や天候等で変更となる場合があります。
※地元の皆さんの受け入れ体制や移動バスの定員によって,参加希望者の人数を調整する場合があります
【時間外学習】
参加する農業体験に関する参考書・資料を自ら研究し,体験・学習内容を深めることを勧めます。
【教科書】
教科書は特に指定しません。
【参考書】
参考書は特に指定しません。
【成績評価方法及び評価の割合】
成績評価は受講生の単位取得の希望に基づき,各体験活動への3回以上(宿泊体験を1回以上含む)の参加を評価の前提として,参加した体験活動についてのレポートにより評価します。ただし,単位の取得を希望しない学生も本事業に参加することができます。
【注意事項】
フレンドシップ事業に関する全体ガイダンス・オリエンテーション及び各農業体験についてのガイダンス・オリエンテーションを行いますので必ず参加してください。ガイダンス・オリエンテーションの日時・場所については掲示で案内しますので,注意しておいてください。
【備 考】
なし。