授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
就労支援論
Support for Working and Employment
選択1 後期 集中中村 廣光
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【授業のねらい】
相談援助活動において必要となる、就労支援政策や支援制度及び就労支援対象となる人々の実状について理解すると共に、就労支援に携わる組織、団体、専門職の役割や大分県における実際の活動状況について理解する。また、社会保障費の効率化の視点や就労支援を行っていく上で要請される医療・保健福祉・NPO活動等関連領域の専門職や支援者との連携のあり方についても理解し、実状を把握する。
【具体的な到達目標】
1 我が国における、雇用・就労の実状と支援政策・制度、それに関する問題・課題を説明できる。
2 就労支援組織・団体、専門職の実態を知り、その果たしている役割や連携の仕方を説明できる。
3 就労に困難を抱える人々の実情や特性を理解し、それぞれに応じた支援施策や具体的方法を説明できる。
【授業の内容】

第1回 我が国における雇用・就労の動向 
第2回 就労支援を必要とする人々の実状 
第3回 就労支援施策と制度 
第4回 就労支援に関わる行政機関の役割と実際
第5回 就労支援に直接関わっている機関や組織の役割と実際
第6回 就労支援を行う専門職とその役割
第7回 就労支援における他領域の専門職、支援者との連携の方法と実際
第8回 特別な支援を必要としている人々の理解と支援のポイント ~発達障がい・NEET・ひきこもり~
最終回 第1回から8回までの講義内容の理解度を評価するための試験を行う
☆学生がより深く学ぶための工夫
・「授業中にグループによる話し合いや意見交換を行います」
・「専門性の高い授業内容については、授業中にワークシートを作成し、提出してもらいます」

【時間外学習】
・TVニュースや新聞記事、雑誌等を通じて、雇用・就労問題への関心を高めてください。
【教科書】
使用しない。授業ごとにテキスト資料、ワークシート配布。
【参考書】
・「産業カウンセリングハンドブック」 日本カウンセリング協会監修 金子書房
・「障害者総合支援法がよくわかる本」 福祉行政法令研究会著 秀和システム
・「ひきこもり支援論」 竹中哲夫著 明石書店
【成績評価方法及び評価の割合】
「試験:80%」、「ワークシートの作成・提出:20%」
【注意事項】
・なし
【備 考】
・試験実施時には、配布資料の持ち込み可。