授 業 科 目必修・
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社会福祉学原論
Basic Studies in Social Welfare
選択23  
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【授業のねらい】
社会福祉は、この社会において生じている人々の生活困難(生活問題)の解決・緩和・発生の抑止を図っている。このように社会福祉は社会事象を対象にある機能を遂行する。本授業では、そうした機能を果たす社会福祉はなぜ必要なのか(必然性)を考えたい。言い換えると「社会福祉とは何か」を探ることにある。こうしたことから社会福祉学とは何かを深める機会とする。
【具体的な到達目標】
①社会福祉とは何か、その根源・根本的な原則とともに理論や原理を学ぶ。
②①に関する戦後の論争点や論点とともに主要な先覚者の研究を中心に学ぶ。
【授業の内容】
1.社会福祉学の枠組みに関する全体的な輪郭
2.社会福祉をめぐる戦後本質論争と統合化:政策論と技術論
4.社会福祉経営論(社会福祉のニーズ、サービス供給)
6.新たな動向:「技術論」の復権、「生活支援システム論」の登場
7.~13 社会福祉学先覚者の社会福祉理論・研究
   孝橋正一、岡村重夫、嶋田啓一郎、一番が瀬康子
   松井二郎、古川考順、阿部志郎
14.社会福祉学研究の方法と課題
15. まとめ
【時間外学習】
課題がある。したがって、適宜紹介・配布される資料や文献などを熟読する時間が必要である。
【教科書】
使用しない
【参考書】
適宜文献を紹介する
【成績評価方法及び評価の割合】
課題レポート、期末試験の結果を総合的に評価する。
【注意事項】
学生受講数によってシラバス内容が変わることがある。
【備 考】
実習等を経験し課題意識を育んだ3年後期ゆえに、受講生には、社会福祉とは何か、その学問についてしっかりと考える機会にしてほしい。