授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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社会福祉概説 Introduction to Social Welfare | 必修 | 2 | 1 | 垣田 裕介 内線:7696 e-mail:kakita@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 この講義のねらいは、社会福祉の原理論的な理解を深めつつ、現代社会において社会福祉やソーシャルワークが辿ってきた歴史や経験から日本や海外の特質や教訓を学ぶとともに、今日の社会福祉やソーシャルワークが直面する課題と今後のあり方について分析的に考えることにあります。 | ||||||
【具体的な到達目標】 現代社会における社会福祉やソーシャルワークの具体的な展開や現状について、日本や海外の経験を交えて理解し、今日的な問題状況と課題について分析的に考える視点と枠組みを修得すること。 | ||||||
【授業の内容】 1 イントロダクション――本講義の概要と進め方、「現代社会と福祉Ⅰ」と「Ⅱ」の全体構成 2 社会福祉再入門――社会福祉の原理論的な理解を深めつつ、歴史と現状を学ぶ 3 社会福祉の展開過程(1)――社会福祉の歴史を見る眼:近代化、産業化、現代社会と社会福祉 4 社会福祉の展開過程(2)――社会福祉の歴史を見る眼:社会福祉における戦時と平時 5 社会福祉の展開過程(3)――日本の社会福祉の歴史:日本近代化と社会福祉 6 社会福祉の展開過程(4)――日本の社会福祉の歴史:戦後日本と社会福祉 7 社会福祉の展開過程(5)――欧米の社会福祉の歴史 8 社会福祉の国際動向(1)――福祉国家の国際比較で見えるもの 9 社会福祉の国際動向(2)――社会福祉政策の新たな動向 10 現代の社会福祉とソーシャルワーク(1)――日本の社会福祉制度の体系と構造 11 現代の社会福祉とソーシャルワーク(2)――日本における福祉供給とソーシャルワーカー 12 現代の社会福祉とソーシャルワーク(3)――欧米における社会福祉とソーシャルワーク 13 現代の社会福祉とソーシャルワーク(4)――アジアにおける社会福祉とソーシャルワーク 14 これからの社会福祉とソーシャルワーク 15 まとめ 16 学期末試験 | ||||||
【時間外学習】 講義内容に関連する新聞記事や、講義中に紹介する参考書などを積極的に読んでください。 | ||||||
【教科書】 大橋謙策・白澤政和編著『現代社会と福祉』第2版、ミネルヴァ書房、2014年。 | ||||||
【参考書】 講義中に紹介します。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 学期末試験と小レポートによって評価します。詳細は講義中に説明します。 なお、この講義では、出席点を設けていません。自主的に講義に出席してキチンと勉強し、講義内容を消化した方が好成績で単位を修得できるような仕組みにしています。具体的には講義中に説明します。 | ||||||
【注意事項】 この講義では、受講生・私の双方の集中力持続を図るため、毎回の講義時間を前半と後半とに分け、その間にリフレッシュタイムを設けて気分転換を図ります。受講生とのコミュニケーションを通じて講義内容の充実を図るため、講義内容への感想・意見を毎回の講義で提出していただきます。 受講生も私も講義に集中できる環境を保つため、講義の迷惑になるような私語や受講態度は固くご遠慮いただくとともに、厳しく注意します。 | ||||||
【備 考】 本講義の履修の前に、「現代社会と福祉Ⅰ」を履修してください。 |