授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
福祉行財政・福祉計画論
Social Welfare Administration and Planning
選択22  四ツ谷 年晴
内線:
e-mail:
【授業のねらい】
我が国の社会福祉及びその上位概念である社会保障について概説するとともに、社会福祉基礎構造改革などを踏まえた行財政の実施体制(国と地方の関係、財源、組織及び団体、専門職の役割などについて教授する。また、介護保険制度等の個別の制度内容や、福祉計画の意義・目的・主体・方法などについても教授し、理解を深める。
【具体的な到達目標】
1.福祉行財政や社会保障の現状について理解する。
2.福祉行財政に関する国・都道府県・市町村の役割及び国と地方の関係について理解する。
3.社会保障の財源について理解する。
4.福祉行政の組織、団体及び専門職の役割について理解する。
5.福祉計画の実際について理解する。
【授業の内容】
1.(福祉行財政)序論:福祉と制度、社会保障の変遷
2.(福祉行財政)序論:福祉計画の概要
3.(福祉行財政)行政の骨格、社会福祉と法制度、福祉行政の組織、社会福祉基礎構造
4.(福祉行財政)国・地方自治体における社会保障関係費の動向、民間社会福祉事業の財源等
5.(福祉行財政)社会福祉基礎構造改革、相談過程と相談体制、専門諸機関、地域の相談システム
6.(福祉行財政)介護・高齢者福祉制度
7.(福祉行財政)子ども・子育て支援制度
8.(福祉行財政)障害福祉制度
9.(福祉行財政)生活保護と低所得者対策
10.(福祉行財政)年金、医療制度
11.(福祉計画)福祉計画の目的と意義
12.(福祉計画)福祉計画の基本的視点、福祉計画の過程と留意点、ニーズ把握と評価、住民参加
13.(福祉計画)老人福祉計画・介護保険事業計画、障害者基本計画、障害福祉計
14.(福祉計画)次世代育成支援行動計画、子ども・子育て支援事業計画、地域福祉計画
15.社会保障を巡る最近の動向・まとめ
16.定期試験、テスト(論文)
【学生がより深く学ぶための工夫】
・社会情勢の中でのトピック(新聞記事等)を素材に、学生の意見交換を行う。
・講義の終わりにその回のテーマに関するミニレポートの提出を提出してもらう。
【時間外学習】
なし
【教科書】
なし(レジュメの配布とパワーポイントによる授業)
【参考書】
新・社会福祉士養成講座10「福祉行財政と福祉計画」第4版(中央法規出版(株)2015年2月発行)
【成績評価方法及び評価の割合】
論文試験(70%)、ミニレポート(30%)
【注意事項】
論文のテーマは、講義最終日に提示する。ミニレポートは、講義終了前の5分で作成し提出する。
【備 考】
なし