授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
知的障害児の発達検査法
必修23  佐藤 晋治
内線:7531
e-mail:ssato@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
 知的障害のある個々の子どもを理解し,個に応じた教育や支援の計画を立案する際に必須となる心理学的評価の手段のひとつとしての発達検査の背景理論,概要について学ぶ。
【具体的な到達目標】
1.特別支援教育における心理学的評価の必要性,および留意点を論理的に説明することができる。
2.それぞれの検査の背景理論,概要について論理的に説明することができる。
【授業の内容】
 1 知的障害児の心理アセスメントの必要性と留意点
 2 ASA旭出式社会適応スキル検査の背景理論と概要
 3 ASA旭出式社会適応スキル検査の実施法と結果の処理法
 4 新版S-M社会生活能力検査の背景理論と概要
 5 新版S-M社会生活能力検査の実施法と結果の処理法
 6 日本版Vineland-Ⅱ適応行動尺度の背景理論と概要
 7 日本版Vineland-Ⅱ適応行動尺度と結果の処理法
 8 田中ビネーVの背景理論と概要
 9 田中ビネーVの実施法と結果の処理法
10 K-ABC,DN-CASの背景理論である知能のPASSモデル
11 K-ABC心理・教育アセスメントバッテリーの概要
12 K-ABC心理・教育アセスメントバッテリーの実施法と結果の処理法
13 DN-CAS認知評価システムの概要
14 DN-CAS認知評価システムの実施法と結果の処理法
15 授業のまとめ
16 定期試験,テスト
【時間外学習】
 事前学習:教科書の該当箇所を読んでおくこと。
 事後学習:配付されたプリントを読んで復習しておくこと。実際に検査を実施し,結果の処理をしておくこと。
【教科書】
 辻井正次監修(2014) 発達障害児者支援とアセスメントのガイドライン
 金子書房 5,500円+税 ISBN978-4-7608-3257-6
 その他,適宜,必要に応じてプリントを配付する。
【参考書】
 必要に応じて,なるべく最新のものを紹介する。
【成績評価方法及び評価の割合】
期末試験60%、積極的な受講態度(討論や発表)20%,小レポート20%
【注意事項】
【備 考】
後期「知的障害児の心理アセスメント」も併せて受講することが望ましい。