授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
窯芸ⅡA
Celamics Practice Basic ⅡA
必修12年  久保木 眞人
内線:
e-mail:msx@kuboki.jp
【授業のねらい】
「窯芸IA」で学んだことからさらに進め、一般的な高火度焼成による陶芸作品制作のための基礎的知識と技能を習得させる。特に、電動ろくろによる成形の基本を身につけさせる。
【具体的な到達目標】
 1.粘土の練り方のうち、「荒練り」をマスターし「菊練り」に慣れる。
 2.電動ろくろによる成形の基礎的知識と技術を習得し、小品の制作ができる。
 3.成形に必要な道具の製作ができる。
 4.作品制作のプロセスを身につけ、安全な作業を行うことができる。
 5.共同作業の役割が果たせる。
【授業の内容】
 1.授業の概説
 2.道具製作の説明、陶土の練り方(菊練り)の実習
 3.電動ろくろによる作品制作実習(土殺し)
 4.       〃      ( 〃 )
 5.       〃      (バイ引き)
 6.       〃      (湯呑み)
 7.       〃      ( 〃 )
 8.       〃      ( 削り )
 9.       〃      ( 〃 )
10.窯詰め(素焼き)実習
11.焼成(素焼き)実習
12.素焼き窯出し、施釉実習
13.窯詰め(本焼き)実習
14.焼成(本焼き)実習
15.本焼き窯出し、作品講評
【 学生がより深く 学ぶための工夫】
実習ノートを作り、毎回の気づき・工夫等を記録する。
【時間外学習】
身近にあるさまざまな工芸品(特に陶磁器)について、よく観察すること。
関係する書籍・雑誌を見ること。
美術館やギャラリー、ショップ等に出かけ、作品や商品を見ること。
小中学校の造形教育に適した内容を考えること。
【教科書】
使用しない。
「学習指導要領」使用する者の気持ちや機能、夢や想像などから独創的に発想し、造形的な美しさ、材料や用具の生かし方などを総合的に考え、創意工夫してつくること。
【参考書】
必要に応じ、資料を配付する。
【成績評価方法及び評価の割合】
準備や片付けに対する取り組み20%、制作への取り組み40%、工夫や応用20%、共同作業への取り組み20%
【注意事項】
設備上の人数制限のため、原則として美術選修2年生(必修)と総合表現コースの3年生で、1年次に「窯芸ⅠA」(選択)を履修した者に限る。
制作に必要な材料、用具の主なものは教員が用意する。作業に適した服装であること。
【備 考】
なし。