授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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特殊教育論 Introduction to Special Education | 選択必修 | 2 | 3 | 衛藤 裕司 内線:7537 e-mail:eto@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 障害のある子ども達の教育に関する基礎的な知識を学ぶ。特別支援学校に在籍する子ども達だけではなく,特別支援学級に在籍する子ども達もその対象とする。これらの子ども達について,「障害の概要・特徴・教育の内容と方法」について説明する。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1.特別支援学校,小中学校の特別支援学級の教育の仕組みを説明できる。 2.知的障害・肢体不自由・病弱・視覚障害・聴覚障害の教育的判断の基準を説明できる。 3.情緒障害・自閉症・言語障害・発達障害等の教育的判断の基準を説明できる。 4.最近10年間の障害のある幼児児童生徒の教育の動向を答申等の内容に沿って説明できる。 | ||||||
【授業の内容】 第1回:特別支援教育の意義・本質と目標 第2回:特別支援教育の制度 第3回:特別支援教育のカリキュラム 第4回:視覚障害のある子どもの特別支援教育 第5回:聴覚障害のある子どもの特別支援教育 第6回:肢体不自由のある子どもの特別支援教育 第7回:病弱・身体虚弱のある子どもの特別支援教育 第8回:知的障害のある子どもの特別支援教育 第9回:発達障害(学習障害・注意欠陥多動性障害・自閉症スペクトラム障害等)のある子どもの特別支援教育 第10回:情緒障害のある子どもの特別支援教育 第11回:言語障害のある子どもの特別支援教育 第12回:障害のある子どもの教育に関連する専門機関・専門職 第13回:この15年間の特別支援教育の動向(「21世紀の特殊教育の在り方について(最終報告)」,「特別支援教育の在り方について(最終報告)」,「障害者の権利条約(国連)」 第14回:平成20年3月改訂の学習指導要領について 第15回:インクルーシブ教育について 第16回:試験 | ||||||
【時間外学習】 1.事前学習:予め指定された教科書の章をよく読んでおくこと。 2.事後学習:講義で学習したことをA4のレポート用紙縦に毎回まとめておくこと。また,自主的に学習した内容もA4用紙縦にまとめておくこと。 | ||||||
【教科書】 「特別支援教育の基礎・基本(新訂版)-共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システムの構築-」 独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所(著作)ISBNコード ISBN978-4-86371-297-3 C3037 | ||||||
【参考書】 文部科学省特別支援教育課ホームページ http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/main.htm | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 1.試験(小テストも含む)50% 2.レポート提出 50% | ||||||
【注意事項】 1.準備するもの:指定した教科書を購入しておくこと。 2.欠席:指定された「欠席届け」を事前に直接,提出すること(3日前まで。メール・ボックスへの投函は認めない)。病気等,やむをえない欠席を除き,事後提出は認めない(この場合,証明できるものを添付すること。復帰後,2週間以内にコピーを提出して下さい)。 | ||||||
【備 考】 特になし |