授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
地域と環境
Local Nature and Environment
選択22, 3  西垣 肇
内線:7571
e-mail:gaki@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
大分県における気象・海洋現象を中心に,地域の自然環境を扱う。各種の現象(観測的事実)とそのしくみ(メカニズム)や調査方法を紹介する。できるだけ生活経験と結びつけながら講義を進める。受講生が身近な自然のことを知り,理解することと,自然環境に興味と親しみを持つことを目指す。
【具体的な到達目標】
講義でとりあげた自然環境およびその調査方法について,友人・知人に基本的な説明ができる。
【授業の内容】
1. 導入と概説
2. 気候とその区分
3. 大分平野の微気象
4. 内陸部における斜面温暖帯
5. 小地形における微気象
6. 微気象の諸課程と観測調査
7. 河口域における河川水と海水
8. 河口域における塩分の定点観測
9. 河口域における塩分の空間分布
10. 沿岸海洋における海水温と塩分:観測事実
11. 沿岸海洋における海水温と塩分:変動メカニズム
12. 地球温暖化
13. 都市化
14. NPOと環境
15. 地域づくりと環境
定期試験
【学生がより深く学ぶための工夫】
各回の冒頭に質問を提示し,受講生に既存の知識や考えを確認してもらう。
【時間外学習】
練習問題,課題問題を出題する。わからない点や疑問点に対しては,納得がいくまで考え,調べること。
【教科書】
講義中に資料を配布する。
【参考書】
川西博,『大分県の気象探訪』,大分合同新聞社。
柳哲雄,『海の科学 海洋学入門 第2版』,恒星社厚生閣。
北海道大学大学院環境科学院,『地球温暖化の科学』,北海道大学出版会。
【成績評価方法及び評価の割合】
課題レポート40%,期末試験60%。
【注意事項】
特別な予備知識は不要。
【備 考】
隔年開講,奇数年