授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
環境教育演習
Seminar on Environmental Education
選択22  三次 徳二 ・ 永野 昌博
内線:7723(三次), 7576(永野)
e-mail:tokuji@oita-u.ac.jp(三次), masanagano@oita-u.ac.jp(永野)
【授業のねらい】
この授業では,実際に行われている環境教育のプログラムについて経験をしてみることで,環境教育について体験的に理解することをねらいとしている。
【具体的な到達目標】
1.環境教育について関心を持つ。
2.様々な環境教育の実践例を知る。
3.身近な自然環境の保全について何らかの行動をおこそうとする。
【授業の内容】
1.環境教育の目指すところ(授業の進め方)
2.人間の活動とその影響の評価1~合成界面活性剤の生物に及ぼす影響~
3.人間の活動とその影響の評価2~合成界面活性剤の生物に及ぼす影響~
4.リサイクル1~牛乳パックから紙をつくる~
5.リサイクル2~ゴミ分別状況調査~
6.環境家計簿の意義と実際
7.春の自然観察
8.里山の生態系再生体験
9.里山の生態系再生体験
10.初夏の自然観察
11.野生植物でおいしい何かを作ろう
12.環境マップで環境点検1 ~身近な環境の調査~
13.環境マップで環境点検2 ~調査結果のカテゴライズ作業~
14.環境マップで環境点検3 ~調査結果のマッピング作業~
15.環境マップで環境点検4 ~調査結果の発表会~
【時間外学習】
各テーマごとに演習レポートをまとめる。テーマによっては、授業時間外の作業が必要となることがある。
【教科書】
特に指定しない
【参考書】
早川信一著「身近な実験で学ぶ地球環境」(丸善)
【成績評価方法及び評価の割合】
課題レポート80% 授業中の課題や活動20%(講義スタイルの授業ではない。授業中に課題を出したり,活動を行ったりするので,その状況を評価する。)
【注意事項】
「環境教育」を履修中または履修後に本科目を受講することが望ましい。この科目は,環境分野の2年生を主な履修対象として考えている。野外での活動時間が長いので,注意すること。特に,大学周辺の生態系調査を行う際は,教員からの注意事項を守ること。
【備 考】
授業では、大学周辺において野外学習をおこなうことがある。授業で、簡単な環境家計簿の作成をおこなうので、4月以降各自の家庭における電気、ガス、水道の検針票、ガソリン(灯油)などの領収書を集めておいて欲しい。(いずれも使用量、給油量がわかればよい。)
27年度入学生は隔年開講(偶数年)