授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
コミュニティ心理学
Community Psychology
選択22,3  
内線:
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【授業のねらい】
まず,コミュニティ心理学の誕生の背景やその史的変遷過程を概説する。次に,コミュニティ心理学の基本モデルを紹介しながら,その特徴,多様性や実際的展開事例について文献を参考にして考察する。
【具体的な到達目標】
1.コミュニティの語源からその本来の意味を説明できる。
2.コミュニティ心理学的アプローチの基本的特徴について説明できる。
3.コミュニティ心理学と深く関連するストレス研究,ソーシャルサポート研究,危機理論,ネットワーク論の骨 子について概説できる。
【授業の内容】
1.コミュニティ心理学とは何か
2.コミュニティ心理学の目的,対象,方法
3.コミュニティ心理学の誕生の背景
4.欧米におけるコミュニティ心理学
5.わが国におけるコミュニティ心理学
6.コミュニティ心理学と社会制度
7.コミュニティ心理学の4つのモデル
8.コミュニティ心理学と関連する学問領域
9.コミュニティ心理学的介入レベル
10.集団コンサルテーションの展開
11.サポートネットワークづくり
12.地域におけるコミュニティ心理学的アプローチ
13.職場におけるコミュニティ心理学的アプローチ
14.学校におけるコミュニティ心理学的アプローチ
15.試験
【時間外学習】
講義の後半は、各自、コミュニティ心理学的アプローチに関する先行研究をまとめ、結果を口頭で発表する。
【教科書】
市販の教科書は使用しない。自作の講義要項と随時の補足資料を用いる。
【参考書】
植村勝彦他 2006 『よくわかるコミュニティ心理学』 ミネルヴァ書房
【成績評価方法及び評価の割合】
期末試験50%,課題レポート(出席状況を含む)50%
【注意事項】
課題レポートは単位認定の必要条件とする。
【備 考】