授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
グループワーク論
Group work theory
選択23  阿久根 求
内線:7612
e-mail:makune@cc.oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
 グループワークの史的変遷過程を辿りながら,教育的グループワークについてまず論究する。次に,グループワークの基盤である集団のダイナミズムを考察し,グループワークの基本原理について講義する。最後に,パルス討議法の実際についても体験する。
【具体的な到達目標】
1.グループワークとケースワークの意義について説明できる。
2.グループワークの基盤である集団のダイナミズムについて考察できる。
3.小集団討議法(特に、パルス討議法)の進め方とそのスキルを修得する。
【授業の内容】
1.グループワークとは何か
2.アメリカにおけるグループワーク
3.日本におけるグループワーク
4.小集団構成員である個の理解
5.グループワークの基盤である集団の理解
6.グループワークの諸理論
7.グループワーク実践の基本原理
8.グループワークの援助媒体と援助過程
9.グループワーカーの役割と機能
10.集団討議法の意義、話し方や聞き方及び討議法の種類とその方法
11.KJ法(パルス討議法)の進め方その実習上の留意点
12.BSによるラベルづくり
13.ラベルの分類と図解化
14.文章化と口頭発表
15.試験
【時間外学習】
KJ法の実際においては,各グループで時間外に実習する場合がある。
【教科書】
市販の教科書は使用しない。自作の講義要項と随時の補足資料を用いる。
【参考書】
福田垂穂他「グループワーク教室」 有斐閣
【成績評価方法及び評価の割合】
期末試験50%,KJ法の実習と出席状況50%
【注意事項】
授業の後半は,グループごとの活動,作業が多くなる。遅刻,欠席して他のメンバーに迷惑をかけないようにすること。
【備 考】