授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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肢体不自由児の心理・生理・病理 Psychology, Physiology, and Pathology of Persons with Physical Disabilities | 必修 | 2 | 2 | 古賀精治 内線:7521 e-mail:skoga@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 肢体不自由、とりわけ脳性まひのある幼児・児童・生徒の心理、生理、病理について、その基礎を学ぶ。また肢体不自由児の教育をする上で考慮する必要性のある併せ有する障害についても理解を深める。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1.教育、医学、福祉における肢体不自由の定義及びその歴史的経緯を学ぶことができる。 2.肢体不自由の代表的な起因疾患である脳性まひの心理・生理・病理について理解を深めることができる。 3.脳性まひに併せ有することが多いてんかん等についての基本的知識を得ることができる。 4.重い肢体不自由のある児童・生徒の摂食障害の理解と指導の仕方を学ぶことができる。 | ||||||
【授業の内容】 1 医学と福祉における肢体不自由の定義 2 教育における肢体不自由の定義とその歴史的経緯 3 肢体不自由の主な起因疾患1(脊椎・脊髄疾患など) 4 肢体不自由の主な起因疾患2(骨関節疾患など) 5 肢体不自由の主な起因疾患3(筋原性疾患など) 6 肢体不自由児の社会性の発達 7 肢体不自由児の心理・情緒の発達 8 脳性まひ児の運動発達とその障害1-痙縮型のまひ児- 9 脳性まひ児の運動発達とその障害2-アテトーゼ型のまひ児- 10 脳性まひ児の心理的特性 11 併せ有する障害としてのてんかん 12 てんかん発作の介助と観察 13 てんかんのある児童・生徒の学校での対応 14 重度脳性まひ者の摂食障害の理解 15 重度脳性まひ者の摂食指導 16 定期試験 | ||||||
【時間外学習】 授業後に学習した内容を振り返り、授業で扱った内容や関連する課題について論文、書籍、インターネット等により「調べ学習」に取り組むこと。 | ||||||
【教科書】 特に使用しない。適宜、プリントを配布する。 | ||||||
【参考書】 「特別支援学校 教育要領・学習指導要領」 文部科学省 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 期末試験80% 平常点(受講態度・授業への取り組み方等)20% | ||||||
【注意事項】 配付したプリントはファイルにまとめ、授業の時に毎回持参すること。教員としての資質を身につける授業であるから、遅刻、無断欠席、私語、居眠り、携帯やスマホの使用、授業と関係ない書籍を読んだり作業をすること等がないこと(平常点で考慮)。 | ||||||
【備 考】 なし。 |