授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
心理学実験法
Psychological Experiment
選択21  藤田 敦
内線:7614
e-mail:a-fujita@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
 心理学実験法の基礎について,実習を通して学ぶ。実際に心理学の実験を行い,データを分析し,レポートを作成する。基本的な実験計画法・調査法・事例的研究法の手続を理解し,科学的に仮説を検証していくための方法を身につける。
【具体的な到達目標】
1 科学的・仮説検証的なこころの世界の見方を身に付ける。
2 自ら実験計画を立て,身近な心理現象に関する仮説を検証できるようになる。
3 心理学研究の報告書を,基本的なルールに沿って作成できるようになる。
【授業の内容】
1 心理学の実験とは
2 実験変数とは~心的回転実験
3 実験計画と仮説~錯視実験
4 実験レポートの構成~情報処理容量実験
5 実験計画の基礎~記憶実験1
6 実験計画の応用~記憶実験2
7 調査的研究法~アンケート調査
8 観察的研究法~描画行動
9 臨床的研究法~面接と心理テスト
10 臨床的技法の応用~心理テスト
11 集団実験~グループ討議の効果
12 自由研究1~テーマの設定・研究計画
13 自由研究2~データ収集
14 自由研究3~記述的統計
15 自由研究4~報告書の作成
16 自由研究5~成果の発表(レポート)
【学生がより深く学ぶための工夫】
実際の実験に参加したり,自ら実験を立案実施する活動を通して学習を深める。
【時間外学習】
日常から人間の行動や心理について関心をもち,研究したいテーマを絞っておくこと。
【教科書】
必要な資料は,講義中に配布する。
【参考書】
講義中に紹介する。
【成績評価方法及び評価の割合】
毎回の実験レポート60% 自由研究レポート 40 %
【注意事項】
特になし
【備 考】
特になし