授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
理科授業研究
選択23  牧野治敏
内線:7644
e-mail:hmakino@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
授業スキルを概観するとともに、様々な授業場面において、その時に最も適切な手法は何かを検討し、そのスキルをマスターすることをねらいとしている。また、授業設計(インストラクショナルデザイン)の基礎についても学習する。
【具体的な到達目標】
1.マイクロティーチングの手法を習得する。
2.インストラクショナルデザインの基礎を修得する。
3.10分程度の授業の立案と実践ができる
4.ルーブリックによる評価について説明できる。
【授業の内容】
1.本講義の進め方(授業とはどんな活動なのか)。
2.よい授業とは(多様な観点からの考察)。
3.授業の組み立てと立案
4.教育目標と授業目標
5.明白な授業目標と暗黙の授業目標
6.概念の授業の立案(概念とは。属性とは。)
7.授業の知覚(現象的アプローチと分析的アプローチについて) 
8.授業を現象的に捉える方法の実際
9.授業分析の基礎と応用
11.授業の技術(先生の説明、子どもの発言の聞き取り)
10.授業を進めるための発問1(低次の認知的質問)
11.授業を進めるための発問2(高次の認知的質問)
12.模擬授業の実施
13.模擬授業の振り返り
15.授業の評価方法(到達目標の達成度という観点から)
【時間外学習】
教科書を元にした課題の提出(WebClassによる)
模擬授業の準備
【教科書】
教師のための「教える技術」向後千春著(明示図書)
【参考書】
理科における授業研究の進め方―構想からまとめまで― 森本信也、稲垣成哲 東洋館出版
理科の先生のための新しい評価法法入門R.ドラン他、古屋宏一監訳、北大路書房
【成績評価方法及び評価の割合】
授業中の課題(模擬授業等) 50 % 授業外学習の課題50%
【注意事項】
模擬授業では、主として理科の授業を想定しているが、実験や観察の授業はとりあげないこととする。
【備 考】
授業の進め方、立案の仕方、授業観察の仕方などが主であるので、他教科においても十分に活用できる内容である。理科選修以外の学生も受講可能である。