授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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臨床心理学演習 Seminar on Clinical Psychology | 選択 | 2 | 3 | 武内珠美 内線:7611 e-mail:ttakeuti@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 実践的な心理的援助法について学ぶ。心理臨床場面においては、心理アセスメントと心理的援助法を適切に組み合わせて相談者の援助を行わなければならない。本演習では、カウンセリングということばを用いる援助法を中心として、他にもプレイセラピーや、箱庭療法、夢分析、認知行動療法、自律訓練法、コミュニティモデルによる援助法などさまざまな援助法について具体的に学ぶ。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1.心理アセスメントの基本的な進め方を知る。 2.心理面接の基本的な進め方を知る。 3.基礎的なカウンセリングの応答技法や、過程で生じてくる問題への対応について学ぶ。 4.多様な心理療法の諸理論と諸技法について学ぶ(ことばを使うもの、体を通したもの、イメージを用いるものなど)。 | ||||||
【授業の内容】 1. 心理アセスメントの基本的な進め方(1) 2. 心理アセスメントの基本的な進め方(2) 3. 心理面接の基本的な進め方(1) 4. 心理面接の基本的な進め方(2)および、過程で生じてくる問題への対応 5. カウンセリングの理論 6. カウンセリングの技法 7. カウンセリングの基本的な応答技法(1) 8. カウンセリングの基本的な応答技法(2) 9. カウンセリングの基本的な応答技法(3)応答訓練 10. 体に働きかける支援法(動作法、リラクゼーションなど) 11. 認知行動療法、家族療法、集団療法、内観法など 12. 遊戯療法 13. 遊戯療法の事例 14.箱庭療法の理論と実際(夢分析について) 15. 自分が作成した箱庭についてグループで話し合う 最終レポート提出 | ||||||
【時間外学習】 箱庭療法については、ペアを作って、自分たちで時間外に実際に作る体験を行う。 自分の見た夢についての記録・分析を行なう。 臨床心理的支援法について自分で関心を持ったものについて調べてまとめる。臨床心理学的な支援を行う際の注意点についても考える。 | ||||||
【教科書】 よくわかる臨床心理学 ミネルヴァ書房 下山ら編著 | ||||||
【参考書】 講義の中で、適宜紹介する。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 ミニライティングと、最終レポートにより、評価する。 ミニライティングが40%、最終レポートが60%とする。 | ||||||
【注意事項】 2年次に、「臨床心理学」「人格心理学」を履修しておくこと。 公開講座でもあり、社会人の方の受講者もおられることを知っておくこと。 必要に応じて、グループディスカッションを取り入れる。授業外の作業があることを十分に理解して受講すること。 | ||||||
【備 考】 なし |