授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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倫理学 Introduction to Ethics | 選択必修 | 2 | 1,2,3 | 黒川勲 内線:7525 e-mail:kurokawa-isao@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 本授業は社会科に関する教員免許取得のための授業です。また,本授業は地域の発展に貢献できる人材の育成のため,人々の多様な文化や生き方,価値観を尊重し共生する専門的知識と力量の習得を目的とし、倫理学の導入及び基礎となるものです。そのため、伝統的あるいは現代的な倫理問題に対する認識を深めたうえで、西洋哲学・倫理学の主要な思想内容について基本的な知識の習得を行います。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1.独特な倫理学的眼差しを身に付け,人々の多様な文化や生き方,価値観を尊重し共生る専門的知識と力量の習得する。 2.授業や文献・資料等の内容について重要事項や問題点を取り出すことができる。 3.重要事項や問題点を複眼的に思考し、それを論理的に表現できる。 | ||||||
【授業の内容】 【学生がより深く学ぶための工夫】 教員が一方的に話すだけにならないように、学生に意見を述べてもらう場面を頻繁に設ける。 1.倫理とは何か(高校「倫理」教科書・教材分析) 2.古代ギリシャ哲学概説 3.ソクラテス「徳とは何か」 4.プラトン「善のイデア」 5.アリストテレス「ニコマコス倫理学」 6.中世哲学概説 7.アウグスティヌス「神と魂」 8.トマス「存在の階層」 9.近世哲学概説 10.デカルト「高邁な精神」 11.スピノザ「エチカ」 12.パスカル「繊細な精神」 13.生命倫理学の課題 14.環境倫理学の課題 15.再び倫理とは何か(まとめ) | ||||||
【時間外学習】 哲学・倫理学の問題意識、解決への思考、用語を理解し習得するためには困難がともないます。毎授業の概要及び講義中に理解のポイントをしめしますので、中間課題・レポート作成等のために事前に文献調査・整理を行って下さい。 | ||||||
【教科書】 初回の授業の際に示し、購入希望者の人数分を一括して注文します。 | ||||||
【参考書】 学習指導要領 また授業の際に、理解のポイント・参考書・課題等を示した授業概要(A41枚)を毎回配布します。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 (課題やレポートにおいては時間外学習における文献調査等に関する評価をそれぞれの評価配分の50%とします。) | ||||||
【注意事項】 授業の内容について質問がある学生はオフィスアワーを設けていますので利用してください。 | ||||||
【備 考】 なし |