授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
理科授業論
Theory of Science Teaching
必修23  三次 徳二
内線:7723
e-mail:tokuji@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
生徒に科学的な見方や考え方を身につけさせるために,どのような理科授業をすればよいか,受講生で考えていく。
【具体的な到達目標】
1.授業について,授業分析の手法を用いて客観的な把握ができる。
2.授業について,分析的、総合的に評価する能力を身につける。
3.理科と関連した今日的な課題について理解する。
【授業の内容】
1.講義の概要
2.各自の研究授業の紹介1(課題の共有,模擬授業を含む)
3.各自の研究授業の紹介2(課題の共有,模擬授業を含む)
4.各自の研究授業の紹介3(課題の共有,模擬授業を含む)
5.各自の研究授業の紹介4(課題の共有,模擬授業を含む)
6.各自の研究授業の紹介5(課題の共有,模擬授業を含む)
7.ビデオ記録された授業の観察と授業場面についての考察
8.ビデオ記録された授業の観察と授業場面についての考察
9.授業観察のまとめ
10.理科を取り巻く課題について-科学的リテラシー-
11.理科を取り巻く課題について-PISA型読解力の育成-
12.理科を取り巻く課題について-子どもの自然体験-
13.理科を取り巻く課題について-理数離れの現状と様々な施策-
14.理科を取り巻く課題について-環境教育と理科教育-
15.理科を取り巻く課題について-難しい観察・実験-
16.試験
【時間外学習】
教育実習での研究授業が前半の主たる題材となるので、実習中の授業については、しっかりと記録を残しておくこと。模擬授業として実施することがあるので,準備をしておくこと。
【教科書】
特に定めない。必要な資料はその都度、配布する。
【参考書】
中学校学習指導要領解説(理科),高等学校学習指導要領解説(理科,理数科編)
【成績評価方法及び評価の割合】
授業中の発言・発表 50% 試験50%
【注意事項】
教育実習を終えた学生に履修して頂きたい。各自の教育実習における課題を整理した上で,授業にのぞんで頂きたい。
【備 考】
前半では,理科授業を題材として,授業の構成の仕方,授業を把握する観点と具体的な手法,教授者と学習者との相互作用,授業の評価の仕方など実際の授業中に生じる様々な場面について,具体的に学習する。後半では,理科を取り巻く今日的な課題について検討する。