授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
理科指導法(中)
Methodology of Science Teaching (Junior High School)
必修22  三次 徳二
内線:7723
e-mail:tokuji@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
理科の授業を立案し,実施できるようにするために,理科という教科の全体像を把握するとともに,各単元やそれぞれの授業の位置づけができるよう学習する。また,理科という教科の歴史的背景についても学習する。
【具体的な到達目標】
1.学習指導要領が定める、中学校理科の内容と構成について,的確に説明ができる。
2.理科を学習する必要性について,多角的に説明することができる。
3.中学校の理科授業の現状と、問題点について、具体例を挙げて説明することができる。
4.身近な自然を扱った理科授業を立案し,学習指導案を書くことができる。
【授業の内容】
1.理科の目的と役割
2.理科に対する社会的な要請(中教審答申など)
3.自然について考えてきた歴史
4.理科の内容の構成(学習指導要領の構成など)
5.中学校理科から高等学校理科への系統性
6.探究活動の実際
7.環境教育と理科
8.学習指導要領の変遷
9.理科における観察・実験の役割
10.観察・実験の指導
11.評価の観点
12.学習指導案の構成,模擬授業①
13.学習指導案の構成,模擬授業②
14.理科授業の工夫①(日常生活や社会との関連)
15.理科授業の工夫②(コンピュータの活用)
16.試験
【時間外学習】
日常、目にする出来事や、社会の話題が、中学校,高等学校で学習する理科とどのような関連があるのか、教壇に立つことを考えて、普段から関心をもっておくこと。ほぼ毎回宿題を出す。
【教科書】
中学校学習指導要領解説(理科編)
高等学校学習指導要領解説(理科編・理数編)
【参考書】
理科教育に関連する最近の書籍(自分の気に入ったもので可)
【成績評価方法及び評価の割合】
期末試験 90% 課題レポート10%
【注意事項】
受講者が多い場合は,模擬授業は全員あたらない。ただし,早い段階で模擬授業を経験することは重要なので,積極的に希望して欲しい。
【備 考】
教科教育コースと生活環境福祉コースの学生が受講することを想定しており,中学校と高等学校の内容を話題とする。