授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
理科教育学実習Ⅱ
Practice of Science Education Ⅱ
選択11,2,3,4  三次 徳二・高濱 秀樹・牧野 治敏
内線:7723(三次)
e-mail:tokuji@oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
地域の自然を活用した理科の指導の方法について学んでいく。大分県は自然豊かな地ではあるが,その自然は地域によって大きく異なる。自然を理解し,自然の中から授業の素材を探し出し,自然のそのすばらしさを子ども達に伝えていく方法を,実習を通じて学習する。
【具体的な到達目標】
1.実習を通じて,自然の中から授業の素材を探し出すことができる。
2.地域の自然のすばらしさを子ども達に伝える方法を理解する。
3.大分の自然を満喫できる。
【授業の内容】
〈実習1日目〉津久見市において行われる無垢島自然体験学習会に参加し,以下の学習を行う。
 ①子どもと野外学習をする際の方法 ②磯生物の観察 ③磯生物の観察 ④天体観測(晴天時)
〈実習2日目〉津久見市において行われる無垢島自然体験学習会に参加し,以下の学習を行う。
 ①無垢島に流れ着くゴミの調査と清掃 ②地層観察と化石採集 ③授業のまとめ
 なお,無垢島自然体験学習会には大分県内の小・中学生も参加するので,子どもの自然体験学習の指導(補助)を行うことがある。
【時間外学習】
自然体験実習においては宿泊を伴う。昼間の実習時間以外であっても,実習であると考えて欲しい。
【教科書】
指定しない
【参考書】
指定しない
【成績評価方法及び評価の割合】
実習への参加状況60%,事前レポート20%・事後レポート20%
【注意事項】
夏季休業中に,大分県津久見市無垢島において宿泊を伴う実習を行う。野外での実習が中心になるので,体力に不安がある場合は事前に相談すること。この科目は,九州地区8大学教員養成大学・学部による単位互換協定に基づき,九州地区の国立大学からの受講が可能です。なお,九州地区の他の国立大学から,理科教育関係の教員が自然体験実習に参加し,指導して頂くことがあります。また,受講希望者が多数の場合は,20名程度となるように人数調整を行います。(その際は,上級学年を優先します。)
【備 考】
宿泊施設(無垢島内の小学校)の都合により,食事の準備・片づけや清掃を手伝って頂くことがあります。また,宿泊に伴う実費を,参加者に負担して頂きます。実習の集合・解散場所は,津久見市津久見港離島交流館です。日程は,決定後掲示にてお知らせします。(予定:集合8月未定日11時,解散8月未定日15時半)隔年開講科目です。