授 業 科 目必修・
選択別
単位数対象
学 年
学期曜・限担当教員
方言学研究
Studies of Dialectology in Japan
選択22  日高貢一郎
内線:7534
e-mail:hidaka@cc.oita-u.ac.jp
【授業のねらい】
 毎日の暮らしのことばである「方言」について理解を深め、多方面から柔軟にとらえられるようにする。また学校教育の場で「方言」をどう取り上げるか、などについて考察する。
【具体的な到達目標】
1.「方言」はその土地その土地のなくてはならない、毎日の暮らしのことばであることを理解する。
2.共通語と対比しながら、今日、方言が果たしている機能や役割について、理解を深める。
3.方言は地域社会の話しことばとしてだけではなく、観光みやげや商品(方言グッズ)、ネーミングなど、その地域らしさをアピールする素材としても多彩な使われ方をしていることに目を向け、視野を広げる。
4. 方言と共通語は、それぞれに重要な役割を持っている。各自の公平で柔軟な言語観を育てる契機としたい。
【授業の内容】
1. ガイダンス
2. 「方言」とは何か
3. 「共通語」と「標準語」
4. こんなところにこんな方言(1)
5. こんなところにこんな方言(2)
6. 新しく生まれた方言(1)
7. 新しく生まれた方言(2)
8. 優れた方言の語彙と表現(1)
9. 優れた方言の語彙と表現(2)
10. 方言の変容 
11. 方言変容のパターン
12. 学校教育と方言(1)
13. 学校教育と方言(2)
14. 九州方言の特色
15. 大分県方言の特色
16. テスト
【時間外学習】
 私たちの周りを見回してみると、方言は地域社会の話しことばとしてだけでなく、いろいろなところで様々な形で活用されている。“方言ウォッチング”を通して、その多彩な実態に目を向け耳を傾けたい。
【教科書】
 特に指定しない。必要に応じて、プリントを配布する。
【参考書】
【成績評価方法及び評価の割合】
 学期末テストを中心に、日頃の受講状況、学習状況も加味しながら、総合的に評価する。
【注意事項】
 出席状況を重視する。(欠席は、公欠などを含めて3回までとするので、注意すること)
【備 考】