授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
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表現と文化 Artistic Expression and Culture | 必修 | 2 | 1 | 松田聡 内線: e-mail:matsat@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 多様な文化,情報技術および総合芸術に関する教養を身につけるための授業であり,特に,20世紀の大衆文化と密接に結びつく芸術ジャンルである映画およびポピュラー音楽を取り上げ,表現と文化との関わりについて考察を進める。それらのジャンルは,映画やレコードといった,新たな情報メディア技術とも不可分に結びついているが,そのような技術と芸術表現との関わりについての理解も深めたい。具体的には,チャップリン,およびビートルズの創作活動を軸に話を進める予定である。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1 20世紀の大衆文化の中で映画,ポピュラー音楽の果たした役割を理解すること。 2 映画,レコードという新たな情報メディア技術が芸術表現とどのように関わったのかを理解すること。 3 チャップリン,ビートルズの創作活動についての知識を得ること。 | ||||||
【授業の内容】 1. ガイダンス 2. 初期喜劇映画の世界(1):映画の誕生とチャップリンの映画デビュー 3. 同(2):チャップリンの初期短編映画の世界 4. 同(3):サイレント喜劇映画の絶頂期 5. 同(4):トーキーへ 6. 同(5):『モダン・タイムス』 7. 同(6):チャップリンとヒトラー 8.同(7):まとめ 9. ビートルズの活動とメディア技術(1):デビューに至るまで 10. 同(2):イギリスでの大成功とアメリカ進出 11. 同(3):コンサートの全盛期 12. 同(4):スタジオ制作 13. 同(5):崩壊の兆し 14. 同(6):解散 15. 同(7):まとめ 【学生がより深く学ぶための工夫】 授業中に鑑賞した表現について記述したワークシートを授業終了時に提出し、教員の説明の趣旨が理解できているのかを確かめる。 | ||||||
【時間外学習】 授業時に説明した事柄を復習し、次回の授業に備えること。 | ||||||
【教科書】 特に用いず、授業時にプリント類を配布する。 | ||||||
【参考書】 授業時に適宜、指示する。 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 試験(ないしレポート) 60%、 平常点(提出物等) 40% | ||||||
【注意事項】 公欠を除く全授業回数の6割以上の出席、及び前半と後半それぞれの過半数の出席を単位取得のための基本条件とする。 | ||||||
【備 考】 授業に関する基本的な注意点については、初回のガイダンスの際に説明するので、必ず出席すること。 |