授 業 科 目 | 必修・ 選択別 | 単位数 | 対象 学 年 | 学期 | 曜・限 | 担当教員 |
---|---|---|---|---|---|---|
表現と環境 Artistic Expression and Environment | 選択 | 2 | 3 | 松田 聡 内線: e-mail:matsat@oita-u.ac.jp | ||
【授業のねらい】 芸術に関する専門的知識を修得するための授業であり、芸術表現と環境との関わりについて、特に音楽の分野を中心として考察を進める。環境音楽の多様なあり方や、環境の中の音の捉え方などについての説明を中心に進め、さらには他分野における芸術表現と環境とのかかわりも概観する。 | ||||||
【具体的な到達目標】 1 芸術表現にとっての環境の意味合いについて理解を深めること。 2 環境音楽の諸相についての知識を身につけること。 3 環境の中の音の捉え方を習得すること。 | ||||||
【授業の内容】 1. 導入 2. 環境とは何か 3. 環境と表現(1):風土と音楽表現 4. 環境と表現(2):コンサート・ホールの外の音楽 5. 環境音楽(1):歴史 6. 同(2):BGMの調査方法 7. 同(3):アンビエント・ミュージック 8. サウンドスケープ(1):基本的概念 9. 同(2):調査方法 10. サウンド・エデュケーション(1):理論 11. 同(2):実践 12. サウンド・アート 13. 美術と環境(1):アースワーク 14. 同(2):屋外彫刻 15. まとめ 16. 発表形式の試験 【学生がより深く学ぶための工夫】 授業時の学生との討論やワークシートへの記入を通じ、教員の説明の趣旨が理解できているのかを確かめる。 | ||||||
【時間外学習】 屋外での調査を課する場合もあるが、具体的には授業時に説明する。 | ||||||
【教科書】 特に用いず、授業時にプリントなどを配布する。 | ||||||
【参考書】 小川博司他編著『波の記譜法』時事通信社、1986年 R.マリー・シェーファー『世界の調律:サウンドスケープとはなにか』平凡社、1986年 | ||||||
【成績評価方法及び評価の割合】 試験(発表形式) 60%、 平常点(授業中の発言・提出物) 40% | ||||||
【注意事項】 公欠を除く全授業回数の6割以上の出席を、単位取得のための基本条件とする。 | ||||||
【備 考】 授業についての基本的な注意点は初回に説明するので、受講希望の学生は必ず出席すること。 |